
「[ヘアカラー](/column/hair-color-skin-tone-warm-cool-selection-guide-2026-05-22)したばかりだけど、温泉旅行に行っても大丈夫?」「プールで泳いだら一気に色が抜けてしまった」という経験はありませんか?
先に結論をお伝えすると、温泉・プール・海のいずれも、カラー施術後2〜3日は空けるのが基本です。そのうえで、塩素がカラー色素を直接分解するプールと、塩分+紫外線のダメージが重なる海は、できれば1週間空けるとより安心です。
せっかくきれいに仕上げたヘアカラーを長持ちさせるには、日常のシャンプーケアだけでなく、温泉・プール・海などの特殊な水環境への対応が重要です。
この記事では、ヘアカラー後に温泉・プール・海を楽しむ際の正しいケア方法をコスタヘアー多賀城・名取店が解説します。何日空ければいいのかの早見表から、泉質別の注意点、色落ち後のリカバリー、夏レジャーから逆算したカラーのタイミングまでまとめてお答えします。
ヘアカラー後、何日待てば温泉・プールに入れる?【早見表】

一般的な目安として、ヘアカラー施術後2〜3日は温泉・プール・海への入浴を避けることをおすすめします。
この理由は、カラー剤の定着には施術後24〜48時間程度かかるためです。特にアルカリカラー剤を使用した施術ではキューティクルが安定するまでの時間が必要で、この間に温泉成分やプールの塩素に触れると、定着前の色素がそのまま流出してしまいます。カラー当日のシャンプーを控えたほうがよいのも同じ理由です。詳しくはヘアカラー当日シャンプーNG完全解説をご覧ください。
経過日数×レジャー可否の早見表
| 施術後の経過 | 温泉 | プール | 海 |
|---|---|---|---|
| 当日〜翌日 | ×(色素の定着前で最も抜けやすい) | × | × |
| 2〜3日 | △ 対策すれば短時間OK | △ 短時間+対策必須 | △ 短時間+対策必須 |
| 4〜6日 | ○ 通常の入浴OK | ○ 対策すれば安心 | ○ 対策すれば安心 |
| 1週間以降 | ◎ | ◎ | ◎ |
※色持ちを優先した場合の目安です。◎の時期でも、後述の前後ケアを行うかどうかで色持ちに大きな差が出ます。
ただし、以下の場合はさらに長い期間を空けることを推奨します。
- ブリーチを伴うハイトーンカラー(1週間以上推奨)
- 縮毛矯正と同時施術後(2週間以上推奨)
- 頭皮に刺激感・赤みがある場合(完全に落ち着くまで)
なぜ温泉・プール・海でカラーが落ちやすいのか
温泉の影響
温泉水には様々な成分が含まれており、その泉質によってヘアカラーへの影響が異なります(泉質別の詳細は次の章で解説します)。
また、温泉の高温のお湯自体がキューティクルを開かせ、色素が抜けやすくなる原因になります。熱いお湯ほど影響が大きいため、泉質にかかわらず「髪を湯船に浸けない」ことが第一の防御策です。
プールの塩素
プールの消毒に使用される塩素(次亜塩素酸)は、カラー色素を酸化・分解する作用があります。プールに入るたびに色が少しずつ退色していく原因になります。
特にブリーチやハイトーンのカラーは、塩素の影響を受けやすい傾向があります。屋内プールも塩素濃度は保たれているため、「屋内だから大丈夫」ということはありません。
海水の影響
海水に含まれる塩分(塩化ナトリウム)は、髪を乾燥させキューティクルにダメージを与えます。傷んだキューティクルからは色素が流出しやすく、海水浴の後に色落ちが進みやすくなります。
さらに、砂浜での直射日光(UV)との組み合わせで、ダメージが加速します。
泉質別:温泉がヘアカラーに与える影響
行き先の泉質を事前にチェックしておくと対策が立てやすくなります。
| 泉質 | カラーへの影響 | 注意レベル |
|---|---|---|
| 硫黄泉 | 硫黄成分がカラー剤に含まれる金属と反応し、色が変わったり黒ずんだりする場合がある | 高 |
| アルカリ性の強い温泉 | キューティクルが開き、色素が流出しやすくなる | 高 |
| 塩化物泉(食塩泉) | 塩分が髪を乾燥させ、色落ちを促進する場合がある | 中 |
| 酸性泉 | アルカリ泉ほど色素は流出しにくいが、刺激が強く髪がきしみやすい | 中 |
| 単純温泉 | 含有成分が比較的少なく、影響はマイルド | 低 |
肌あたりがやわらかく「つるつるする」美人の湯系の温泉ほどアルカリ性が強い傾向があり、実はヘアカラーには要注意です。
入浴前の対策
1. 髪を濡らしてオイルまたはトリートメントでコーティング
温泉に入る前に、ヘアオイルやヘアクリームを髪全体になじませましょう。オイルが膜を作り、温泉水が髪の内部に浸透するのをある程度防いでくれます。
2. 髪をまとめて湯船に浸けない
可能であれば髪を束ねてお団子にし、湯船に髪が浸からないようにします。温泉水への直接の接触を最小限にすることが最大の防御策です。
3. シャワーキャップの活用
「シャワーキャップは恥ずかしい」と感じる方もいますが、カラーを長持ちさせるためには有効な手段です。最近はおしゃれなデザインのものも多いです。
入浴後の対策
1. すぐに真水で洗い流す
温泉から出たらなるべく早く、真水(水またはぬるめのシャワー)で髪をすすぎましょう。温泉成分を素早く洗い流すことで、色素へのダメージを軽減できます。
2. カラーシャンプー(紫シャンプー・シルバーシャンプーなど)の使用
カラーシャンプーを使用することで、色素の補填ができます。特にブリーチやハイトーンカラーを維持したい方には、カラーシャンプーを旅行に持参することをおすすめします。
3. しっかりトリートメントで補修
入浴後はトリートメントをたっぷり使って、開いたキューティクルを閉じる補修ケアを行いましょう。
プールでのカラー色落ち対策(前処理・直後ケア)
入水前の対策
1. 防水効果のあるヘアケア製品を使う
水泳前にヘアオイルやウォータープルーフ対応のヘアバームを塗布すると、塩素が髪の内部に浸透しにくくなります。
2. スイムキャップの着用
水泳競技や本格的な水泳練習では、スイムキャップが最も効果的なカラー保護手段です。カラーをよく行う方は、スイムキャップの活用を強くおすすめします。
3. 髪が濡れた状態でプールに入る
プールに入る前に、真水で髪を濡らしておくことで、塩素水を吸収しにくくなります(スポンジが水で満たされると他の液体を吸いにくくなる原理)。
プール後の対策
1. 入水後すぐに真水で洗い流す
プールから出たら、なるべく早く真水で丁寧にすすぎましょう。塩素が髪に残る時間を短くすることが大切です。目安は1〜2分、頭皮から毛先までしっかりと。
2. その日のうちに保湿ケアを
塩素に触れた日は髪が乾燥しやすいため、シャンプー後のトリートメント補修と、乾かす前のアウトバスオイルまでを1セットにしましょう。
3. 週1回のスペシャルケア
定期的にプールを利用している場合は、週1回程度のヘアマスク・トリートメントによる集中補修を日課にすることをおすすめします。
海水浴後のケアと紫外線対策
海の後のヘアケア手順
- 砂を落とし、真水で十分すすぐ:海から出たら砂を取り除き、真水で1〜2分しっかりすすぎます
- 洗浄力が高すぎないシャンプーで洗う:アミノ酸系シャンプーなど、やさしい洗浄成分のものを使用する
- トリートメントをたっぷり使う:乾燥・塩分ダメージを受けた髪に補修成分をしっかり補給する
- アウトバスオイルで保護:洗髪後はアウトバストリートメントを毛先中心になじませてから乾かす
紫外線との組み合わせ対策
海水浴では紫外線とのダブルダメージが起きます。以下の対策を組み合わせましょう。
- UVカット効果のあるヘアミストを砂浜に出る前に使用する
- 帽子や日よけを活用して直射日光を遮る
- 長時間日光に当たる場合は定期的にヘアオイルを追加する
- 濡れた髪は紫外線ダメージを受けやすいため、海から上がったらタオルで水分を取っておく
色落ちしてしまった後のリカバリー方法
対策をしていても「思ったより色が抜けてしまった」ということはあります。次の順番でリカバリーしましょう。
1. まずは補修ケアで髪のコンディションを整える
色が抜けた髪はキューティクルが開いて乾燥した状態です。傷んだままカラーシャンプーを使うと色ムラになりやすいため、まず数日間はトリートメントで髪の土台を整えます。
2. カラーシャンプーで色味を補正する
黄ばみが気になるなら紫シャンプー、くすみ系カラーの退色にはシルバーシャンプーなど、抜けた色味に合わせて選びます。使い方のコツはムラシャン・シルバーシャンプーの正しい使い方で詳しく解説しています。
3. 色ムラ・大幅な退色はサロンに相談する
まだらに抜けた場合や緑っぽく変色した場合、ホームケアでの完全な修正は難しいことが多いです。自己判断で市販カラーを重ねる前に、担当美容師に状態を見せてご相談ください。次回カラーの前倒しだけで解決できるケースも多くあります。
夏レジャー前のカラースケジュール逆算術
7〜8月は海・プール・温泉旅行が重なる季節です。「せっかく染めたのにすぐ抜けた」を防ぐには、レジャーの予定からカラーの日程を逆算するのがおすすめです。
| カラーの実施日 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| レジャーの前日〜当日 | × | 色素が定着しておらず、最も抜けやすいタイミング |
| 3〜7日前 | ◎ ベスト | 色素が定着済みで、発色もまだフレッシュ |
| 2週間以上前 | ○ | 定着は万全だが、当日までに多少退色が進む |
| レジャーの後 | ○ | ダメージを受けた髪を整えてから染め直せる |
**ベストは「レジャーの3〜7日前」**です。ブリーチを伴うハイトーンカラーは、定着期間を長めに取って10日前後空けると安心です。
海やプールに何度も行く夏休みは、「休みの直前に染めて、落ち着いた8月後半〜9月にメンテナンスカラーで整える」組み方が定番です。旅行前のメニュー選びは旅行前の美容室メニューガイドも参考にしてください。
よくある質問
Q. カラーした当日にうっかり温泉に入ってしまいました。もう手遅れですか? A. 手遅れではありません。1回の入浴で色がすべて抜けるわけではないので、その日のうちに真水でしっかりすすぎ、トリートメントで補修してください。以後2〜3日は髪を湯船に浸けない・熱いお湯を避けるケアに切り替えましょう。
Q. プールの塩素で髪が緑色になると聞きましたが本当ですか? A. ブリーチ毛やハイトーンでは、塩素や水中の金属成分の影響で緑がかって見えることがまれにあります。軽度なら数回のシャンプーやカラーシャンプーで目立たなくなりますが、はっきり変色した場合はサロンでの色味調整をおすすめします。
Q. 海やプールの後は、シャンプーを2回したほうがいいですか? A. ゴシゴシと2度洗いするより、まず真水で1〜2分しっかりすすいでから、やさしい洗浄力のシャンプーで1回丁寧に洗うほうがおすすめです。塩素や塩分の大部分は、すすぎの段階で落とせます。
Q. 温泉で髪をお湯に浸けなければ、カラー直後でも大丈夫ですか? A. 髪を浸けないだけでもダメージは大きく減りますが、蒸気や洗い場のお湯で濡れることは避けられません。当日〜翌日は避け、2〜3日空けたうえで「まとめ髪+入浴後の真水すすぎ」を組み合わせるのが安心です。
まとめ
ヘアカラー後の温泉・プール・海でのケアのポイントをまとめます。
- 施術後2〜3日はなるべく特殊な水環境を避ける(ハイトーン・矯正後はさらに長く)
- 入水前にヘアオイルやクリームでコーティングする
- 髪をまとめるかスイムキャップ・シャワーキャップで保護する
- 入水後はすぐに真水で洗い流す
- カラーシャンプーやトリートメントで補修ケアを習慣化する
- 色落ちしたら補修→色味補正→サロン相談の順でリカバリーする
- 夏レジャーの予定があるなら3〜7日前のカラーがベストタイミング
コスタヘアー多賀城・名取店では、施術後のホームケアについてもカウンセリングで詳しくお伝えしています。「温泉旅行が近い」「夏のプールや海が心配」という方は、ぜひ施術前にお気軽にご相談ください。
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