
ブリーチをどのくらいの頻度でするべき?
「外国人風のベージュ」「透き通るようなラベンダーグレー」「鮮やかなピンク」——こうしたハイトーンカラーを楽しむためには、ほとんどの場合ブリーチが必要です。しかし、ブリーチは通常のカラーより髪へのダメージが大きいため、頻度と間隔の管理がとても重要になります。
「頻繁にブリーチしすぎると髪が傷んでしまった」「でも定期的にやらないと根元が目立つ」と悩んでいる方は多いはず。この記事では、ブリーチの適切な頻度・間隔・リタッチとフルブリーチの使い分け方を詳しく解説します。
ブリーチが髪に与えるダメージの仕組み

まずブリーチのダメージを理解しておきましょう。ブリーチは過酸化水素水とアルカリ剤を組み合わせた薬剤で、髪の内部のメラニン色素(黒さのもと)を脱色します。
この過程で問題になるのが以下の2点です:
- タンパク質の変性:ブリーチ剤がメラニンを分解する際、周囲のケラチンタンパク質にも影響を与え、髪の強度が低下します。
- キューティクルの損傷:ブリーチ後は毛のキューティクルが開きやすい状態になり、水分・油分が逃げやすくなります。
一度ブリーチした毛(既処理毛)は元に戻ることはないため、何度もブリーチを重ねるほどダメージが蓄積していきます。
ブリーチの頻度と間隔の目安
リタッチブリーチ(根元のみ)
ハイトーンカラーを維持する際の基本はリタッチブリーチです。新たに伸びてきた根元の黒い部分(新生部)のみにブリーチ剤を塗布し、すでにブリーチ済みの部分には触れない方法です。
推奨間隔:2〜3ヶ月
根元が1〜2cm伸びたタイミングが塗布しやすい目安です。伸びが1cm以下だとブリーチ剤の塗布が難しく、3〜4cm以上になると根元と毛先のムラが目立ちやすくなります。
フルブリーチ(全体)
全体の色を統一したい場合やカラーをリセットしたい場合に行う全体施術です。
推奨間隔:6ヶ月〜1年に1回を目安に
毎回全体に薬剤を当てると、既処理毛へのダメージが蓄積します。理想的には「リタッチを数回繰り返した後に、毛先の色ムラが気になった段階で全体を整える」というサイクルが髪への負担を最小限に抑えます。
ハイトーンカラーを長続きさせる3つの戦略
戦略1:リタッチ×単色カラーのサイクルを作る
ハイトーンを長期間維持するためには、次のサイクルが最もダメージが少ない方法です。
- 1回目:フルブリーチ + カラー
- 2〜4回目:リタッチブリーチ(根元のみ)+ カラー
- 5回目以降:毛先のダメージ具合を見てフルブリーチを検討するかリタッチを継続
毛先は既処理毛のため、トリートメントを施してから上からカラーをかぶせるだけで色を補える場合も多いです。
戦略2:カラー選定でブリーチ頻度を下げる
ハイトーンでも「ブリーチ1回で出せる色」と「ブリーチ2〜3回必要な色」があります。
| ブリーチ1回でOK | ブリーチ2〜3回必要 |
|---|---|
| アッシュブラウン | ホワイトベージュ |
| ミルクティーブラウン | ペールイエロー |
| ラベンダーグレー(やや暗め) | シルバー/グレージュ(透明感高め) |
「完全なホワイト系やシルバーにしたい」という場合はどうしても複数回のブリーチが必要になりますが、「ブリーチ1回で楽しめるデザイン」を選ぶことで施術回数・ダメージともに抑えることができます。
戦略3:ケアブリーチを選ぶ
近年、「ケアブリーチ」と呼ばれる施術が広まっています。通常のブリーチに比べてダメージを大幅に抑えながら脱色できる処方で、オラプレックスやファイバープレックスなどの補修成分を同時に使用します。
脱色力は通常ブリーチより若干弱い場合もありますが、ダメージの蓄積を大幅に軽減できるため、長期的なハイトーン維持には非常に有効です。
ブリーチ後に必須のホームケア
ブリーチ後の毎日のケアが、次の施術までの髪のコンディションを大きく左右します。
必ず使いたいアイテム
- 低刺激シャンプー(アミノ酸系):ブリーチ後はキューティクルが傷んでいるため、洗浄力の強いシャンプーは避けてください。
- ディープコンディショナー(インバストリートメント):週1〜2回の集中ケアで、タンパク質と水分を補給します。
- 洗い流さないトリートメント(ヘアオイルまたはミルク):毎日使用して毛先のコーティングを維持します。
- ヒートプロテクトスプレー:アイロン・コテ使用前に必ず塗布します。
注意したいこと
ブリーチのやめ時と移行の考え方
「もうブリーチをやめたい」という場合も正しい移行が必要です。突然黒染めをすると色ムラや赤みが出やすく、その後のカラーに影響します。
推奨する移行プロセス
- まずリタッチを止め、自然色を伸ばす
- 全体にダークトーン(7〜8レベル)のカラーをかけ、少しずつ暗くする
- 2〜3回かけて自然な明るさのダークカラーに仕上げる
一度に真っ黒に染めると次のカラーが非常に入りにくくなるため、段階的な移行がおすすめです。
まとめ
- ブリーチの頻度はリタッチは2〜3ヶ月、フルブリーチは半年〜1年に1回を目安に
- ハイトーン維持はリタッチを基本に、フルブリーチは最小限に
- 長期的なダメージ軽減にはケアブリーチの活用が有効
- ブリーチ後のホームケアの継続がダメージの蓄積を防ぐ最大の対策
コスタヘアー(多賀城・名取)では、お客様の髪の状態を丁寧に確認したうえで、ダメージを最小限に抑えながらハイトーンを楽しめるメニューをご提案しています。ブリーチのダメージが気になる方、ハイトーンに挑戦したい方は、まずカウンセリングでお気軽にご相談ください。
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