
「カラーとトリートメント、同日にやっても大丈夫?」
美容室でカラーをオーダーするとき、スタッフから「一緒にトリートメントはいかがですか?」と提案されることがあります。このとき、「同日にやって髪に負担はないの?」「どちらが先?」「効果はある?」と疑問に思う方は少なくありません。
結論から言うと、カラーとトリートメントを同日に行うことはほとんどの場合において問題ありません。むしろ、ダメージを受けた髪の状態をその場で補修・保護できるというメリットがあります。ただし、トリートメントの種類によっては、施術の順番や相性に注意が必要です。
カラーとトリートメントを同日にするメリット

施術直後のダメージをその場で補修できる
ヘアカラーはアルカリ剤を使うため、施術後に髪のキューティクルが開いた状態になります。この状態で放置すると、内部の水分やタンパク質が流出しやすくなります。トリートメントを直後に行うことで、開いたキューティクルを素早く整え、内部を補修・保護することができます。
色持ちがよくなる
トリートメントがキューティクルを閉じる手助けをするため、カラーの定着がよくなります。特に「LPT(リピジュアやPPTを含む補修系トリートメント)」は、カラー後の色落ちを防ぐ効果が期待できます。
まとめて時間とコストを管理できる
カラーとトリートメントを別日に分けると、それぞれの来店時間と費用がかかります。同日に行えば、来店回数を減らしながら総合的なケアが完結します。
カラーとトリートメントの順番はどちらが正しい?
基本的な施術順は以下の通りです。
- シャンプー(頭皮・髪を清潔にする)
- カラー施術(放置→流す)
- トリートメント(補修・保護)
- ブロー・スタイリング
カラーを先に行い、その後にトリートメントをするのが標準的な流れです。カラーを後にしてしまうと、トリートメントの油分がカラー剤の浸透を妨げる可能性があるためです。
例外:「前処理トリートメント」
サロンによっては、カラー前に「前処理トリートメント(PPT・タンパク質補充剤)」を行うことがあります。これはカラー剤の浸透を均一にし、ダメージを軽減する目的で使います。前処理は「カラー前」、補修トリートメントは「カラー後」——この使い分けを理解しておきましょう。
同日に向いているトリートメントの種類
1. 補修系トリートメント(PPT・CMC補修)
カラー施術でダメージを受けたタンパク質や脂質を補うトリートメントです。キューティクルを整え、ハリ・コシを回復させる効果があります。カラー後の定番として多くのサロンで提供されています。
2. 艶出し系トリートメント(グロス・ツヤ系)
髪の表面をコーティングしてツヤを出すタイプです。カラー直後に行うと発色の鮮やかさが引き立ちます。
3. ボンドビルダー系(オラプレックスなど)
ブリーチやカラーで切断されたジスルフィド結合を修復するトリートメントです。ブリーチを行う場合の同日施術では特に効果が高く、ダメージを大幅に抑えることができます。
カラーと同日には向かないトリートメントもある
酸熱トリートメント(グリオキシル酸系)
酸熱トリートメントとカラーを同日に行うことは基本的にできません。酸熱トリートメントはカラー剤の発色に影響を与えるためです。また、施術後24〜48時間は過酸化水素を含む薬剤を避ける必要があります。カラーをする場合は、酸熱の前後に適切な間隔(2週間以上が目安)を設けることを推奨します。
縮毛矯正
縮毛矯正は強いアルカリ剤と還元剤・酸化剤を使用する施術です。カラーと同日に行うとダメージが大きくなる可能性があるため、多くの場合、別日での施術が推奨されます(ただし薬剤設計によっては同日対応しているサロンもあります)。
同日施術の注意点
ダメージが蓄積している髪は慎重に
もともとブリーチや縮毛矯正などでダメージが蓄積している髪は、さらにカラーを重ねると状態が悪化することがあります。この場合は、カラー単体の施術にとどめ、別日にトリートメントのみを行うことも選択肢に入れましょう。
施術時間が長くなる
カラーとトリートメントを同日に行うと、施術全体の時間が1〜1.5時間程度長くなります。予約時に「カラー+トリートメントを希望」と伝え、時間に余裕を持って来店しましょう。
ホームケアでの継続が大切
サロンでのトリートメントは持続性に限界があります。仕上がりをできる限り長持ちさせるために、自宅でのカラー専用シャンプーの使用や、洗い流さないトリートメントの日常使いが重要です。
まとめ:カラー+トリートメントの同日施術は賢い選択
カラーとトリートメントを同日に行うことは、ダメージケアと色持ちの向上という2つの目的を効率よく叶える方法です。ただし、施術の順番と使用するトリートメントの種類には注意が必要です。
コスタヘアーでは、カラー前のカウンセリングで髪の状態を確認し、同日トリートメントが有効かどうかも含めてご提案しています。「カラー後の傷みが気になる」「色持ちをよくしたい」という方は、ぜひご相談ください。
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