
はじめに:カラーの色落ちは防げる

「先週カラーしたばかりなのに、もう色が抜けてきた…」そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。ヘアカラーの色落ちには明確な原因があり、それぞれに適切な対策を取ることで、色持ちを大幅に改善できます。
この記事では、カラーが色落ちする5つの主な原因と、それぞれの具体的な解決策をプロの美容師の視点から解説します。コスタヘアーのカラーメニューや料金についてはメニュー・料金はこちらもあわせてご覧ください。
原因1:熱いお湯でのシャンプー

なぜ色落ちするのか
シャンプー時のお湯の温度が高いと、髪の表面を覆うキューティクルが大きく開いてしまいます。キューティクルが開いた状態では、髪の内部に定着したカラー色素が流出しやすくなります。40度以上の熱いお湯は、カラーの大敵です。
対策
38度前後のぬるま湯を使いましょう。「少しぬるいかな」と感じるくらいが理想的です。特にカラー後48時間は色素がまだ完全に定着していないため、この期間は温度に特に気をつけてください。可能であればカラー当日のシャンプーは控えるのがベストです。
冬場は寒くて辛いという方は、体を先に温めてから最後に髪を洗うようにすると、ぬるま湯でも快適に感じられます。
原因2:洗浄力の強いシャンプー
なぜ色落ちするのか
ドラッグストアで販売されている一般的なシャンプーの多くには、高級アルコール系や**硫酸系(サルフェート)**の洗浄成分が使われています。これらは洗浄力が非常に強く、皮脂汚れだけでなくカラーの色素まで洗い流してしまいます。
対策
カラー後はアミノ酸系シャンプーまたはカラーケア専用シャンプーに切り替えましょう。成分表示で「ココイルグルタミン酸」「ラウロイルメチルアラニン」などが上位に記載されているものがアミノ酸系の目印です。
洗浄力はマイルドですが、予洗い(シャンプー前にお湯だけで1〜2分洗う)をしっかり行えば汚れは十分に落ちます。カラーケアシャンプーには色素の流出を防ぐ成分が配合されているものもあり、特にこだわりたい方におすすめです。
原因3:紫外線によるダメージ
なぜ色落ちするのか
紫外線はカラー色素を直接分解する作用があります。特に夏場の強い日差しに長時間さらされると、髪の色が急速に褪色します。赤系やピンク系のカラーは紫外線の影響を受けやすい傾向にあります。
また、紫外線はキューティクルを損傷させるため、色素の流出だけでなく髪のパサつきや切れ毛の原因にもなります。
対策
- UVカットスプレーを外出前に髪にも使用しましょう。SPF表記のあるヘア専用のものが理想です。
- 帽子や日傘を活用して物理的に紫外線をブロックしましょう。
- 洗い流さないトリートメントにもUVカット機能があるものを選ぶと、日常的な保護ができます。
- 長時間の屋外活動が予定されている場合は、髪をまとめておくことで紫外線を受ける面積を減らせます。
紫外線対策は肌だけでなく、髪にも必要だということを覚えておきましょう。
原因4:ヘアアイロン・コテの高温使用
なぜ色落ちするのか
ヘアアイロンやコテの温度が高すぎると、髪の内部のたんぱく質が変性し、カラー色素も一緒に壊れてしまいます。180度以上の高温を日常的に使用していると、カラーの褪色が早まるだけでなく、髪そのものへのダメージも深刻になります。
対策
- アイロンの温度は150度以下に設定しましょう。細い髪や傷んでいる髪は130度でも十分にスタイリングできます。
- 必ず髪が乾いた状態で使用してください。濡れた髪にアイロンを当てると、水分が一気に蒸発して「水蒸気爆発」が起こり、キューティクルが激しく損傷します。
- ヒートプロテクトスプレーを使用してから熱を加えましょう。熱から髪を守るバリアを形成してくれます。
- 同じ箇所に何度もアイロンを通さないことも大切です。1〜2回のスルーで仕上がるよう、ブロッキングをしっかり行いましょう。
ドライヤーも同様で、髪から20cm以上離し、温風と冷風を交互に使いながら乾かすのが理想です。最後に冷風を当てることでキューティクルが閉じ、色素を閉じ込める効果があります。
原因5:プールや海水(塩素・塩分)
なぜ色落ちするのか
プールに含まれる塩素(カルキ)は、カラー色素を強力に脱色する作用があります。また、海水の塩分も髪の水分を奪い、キューティクルを開かせることでカラーの退色を促進します。
夏にプールや海に行った後、急激にカラーが抜けたという経験がある方も多いでしょう。
対策
- 入水前に真水で髪を濡らす:髪があらかじめ水分を含んでいると、塩素や海水の吸収を減らせます。
- スイムキャップの着用:プールでは可能であればスイムキャップを使いましょう。
- 入水後はすぐにシャンプー:塩素や塩分が髪に長時間残ると色落ちが進むため、できるだけ早く洗い流しましょう。
- ヘアオイルで事前コーティング:入水前にヘアオイルを薄く塗ることで、ある程度のバリア効果が期待できます。
- カラーのタイミングを調整:プールや海に行く予定がある場合は、その後にカラーの予約を入れるのが賢明です。
プロがすすめる色持ちアップの習慣
5つの原因への個別対策に加えて、日常的に取り入れたい習慣をご紹介します。
週1回の集中トリートメント
ダメージを受けた髪はカラー色素を保持する力が弱まっています。週に1回、自宅でヘアマスクやトリートメントパックを行い、髪の内部補修をしましょう。コスタヘアーでもサロントリートメントをご用意しています。詳しくはメニュー・料金はこちらをご確認ください。
カラーシャンプーの活用
アッシュ系やピンク系など、特定の色味を長持ちさせたい場合は、同系色のカラーシャンプーを週2〜3回使うのが効果的です。色味を補充しながら洗えるので、退色のスピードを遅らせることができます。
正しいタオルドライ
シャンプー後にタオルで髪をゴシゴシ擦ると、キューティクルが傷み色落ちの原因になります。タオルで髪を挟むようにポンポンと優しく水分を取りましょう。
次のカラーはいつ予約すべき?
一般的に、ヘアカラーの色持ちは4〜6週間が目安です。ただし上記の対策をしっかり行えば、6〜8週間美しい状態をキープできることもあります。
根元の伸びが気になってきたタイミングが次の予約のサインです。全体の退色が早い場合は、上記の原因に心当たりがないかチェックしてみてください。よくある疑問はよくある質問にもまとめています。
まとめ
ヘアカラーの色落ちを防ぐポイントをまとめます。
- シャンプー時のお湯は38度前後のぬるま湯
- アミノ酸系またはカラーケア専用シャンプーを使う
- 紫外線対策を忘れずに
- ヘアアイロンは150度以下で、ヒートプロテクトを使用
- プール・海では事前の保護と直後の洗浄を
これらを意識するだけで、カラーの持ちが大きく変わります。コスタヘアーでは、お客様の髪質やライフスタイルに合わせたカラーメニューと、色持ちを高めるアフターケアのアドバイスをご提供しています。色落ちにお悩みの方は、ぜひ次回の施術時にスタッフへご相談ください。スタッフ紹介はこちら、施術例はギャラリー・スタイル集でもご確認いただけます。多賀城店・名取店それぞれのアクセスは店舗案内はこちらからどうぞ。
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