
ダブルブリーチとは?なぜ2回必要なのか
「ホワイトシルバー」「ペールピンク」「クリアアッシュ」——これらの超ハイトーンカラーを叶えるためには、1回のブリーチでは色素が抜き切れないことがほとんどです。そのため、2回以上ブリーチを行う「ダブルブリーチ(複数回ブリーチ)」が必要になります。
日本人の髪は黒色素(ユーメラニン)が多く含まれており、1回のブリーチで到達できる明るさは一般的に12〜14トーン程度です。ホワイトやペールトーンには16〜18トーン以上が必要なため、1回では届きません。
ダブルブリーチとは、1回目のブリーチで大まかに脱色した後、髪の状態が落ち着いてから(または同日中に)2回目のブリーチを重ねて、より高いトーンに引き上げる施術です。
ダブルブリーチで実現できるカラーの例

- ホワイト・プラチナブロンド:ほぼ白に近いベースで、最も高いブリーチレベルが必要
- ペールシルバー・アイスグレー:クールで透き通ったシルバー系。白みがかったグレーベース
- ペールピンク・ミルクティーピンク:透けるようなパステルピンク。白みがかったピンク
- ペールラベンダー・ホワイトパープル:淡い紫系。色素を少量のせた仕上がり
- クリームイエロー・ミルキーイエロー:透明感のある黄みがかった色
これらのカラーはすべて、ベースが極限まで脱色されていることが前提です。
ダブルブリーチのリスク
超ハイトーンを叶えるダブルブリーチは、ヘアカラー施術の中でも髪への負担が非常に大きい部類に入ります。以下のリスクを正しく理解した上で施術を検討しましょう。
1. ダメージの蓄積
ブリーチはキューティクルを強制的に開かせ、内部の色素を脱色する薬剤です。1回でも相当のダメージが入りますが、2回行うことでダメージは累積されます。ブリーチ前からすでに傷んでいる髪(縮毛矯正・パーマ歴あり、熱ダメージ蓄積など)では、施術中や施術後に切れ毛・断毛が生じるリスクがあります。
2. 色落ちが速い
ペールトーンのカラーは色素の量が少ないため、シャンプーのたびに色が落ちやすく、1〜2週間で色味が薄れてくることがほとんどです。カラーシャンプー(ムラシャン・カラーシャン)を使ったホームケアが必須です。
3. 頭皮へのダメージ
ブリーチ剤は頭皮への刺激が強く、敏感肌・乾燥肌の方は施術中にヒリヒリ感や赤みが生じることがあります。複数回行うことで刺激が累積されるため、頭皮の状態を確認しながら施術を進めることが重要です。
1日でダブルブリーチは可能か
同日に2回ブリーチを行うこと自体は技術的には可能ですが、髪の状態によっては施術を分けることを推奨されます。
髪が健康な状態(ダメージ少、ブリーチ・パーマ歴なし)であれば、同日に2回行える場合があります。一方、すでにダメージがある場合は、1回ブリーチ→1〜2週間の間隔を置いてから2回目、というアプローチが髪へのリスクを下げます。
担当のスタイリストが事前に髪の状態を診断し、安全な施術プランを提案してくれます。無理に1日で終わらせようとせず、髪の状態を最優先にした計画を立てましょう。
ダブルブリーチの料金相場
ダブルブリーチ+ペールトーンカラーの料金は、サロンや地域によって大きく異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
- ブリーチ1回:5,000〜10,000円程度
- ブリーチ2回(ダブルブリーチ):10,000〜20,000円程度
- ペールトーンカラー(塩基性カラー含む):5,000〜12,000円程度
- 合計(ダブルブリーチ+カラー):15,000〜35,000円程度
施術時間は3〜5時間に及ぶことが多く、ボンドビルダー系トリートメント(オラプレックスなど)を追加すると別途料金がかかります。
サロン選びのポイント
ダブルブリーチは高い技術力が求められる施術です。以下のポイントを確認してサロンを選びましょう。
ブリーチ・ハイトーンの実績を確認する
SNS(Instagram)や公式サイトでブリーチ施術のポートフォリオ(作品写真)を確認しましょう。「ペールトーン」「ホワイト」「ダブルブリーチ」の実績が豊富なスタイリストを指名することが重要です。
事前のカウンセリングが丁寧かどうか
初回のカウンセリングで、髪の現在の状態(ダメージレベル、過去の施術履歴)をしっかり確認してくれるサロンを選びましょう。「とりあえずやってみましょう」という姿勢のサロンは避けるべきです。
ボンドビルダー(補修剤)の有無を確認する
ダメージを最小化するために、オラプレックスや類似のボンドビルダー系製品を使用できるかどうか確認しましょう。ダブルブリーチの施術ではこれらの補修剤があると仕上がりとダメージ管理に大きな差が出ます。
施術後の維持方法
カラーシャンプーは必須
ペールトーンの色味を長持ちさせるためには、色に合ったカラーシャンプーの使用が欠かせません。
- シルバー・グレー系 → ムラシャン(紫シャンプー)またはシルバーシャンプー
- ピンク・ラベンダー系 → ピンクシャンプーまたはムラシャン
- 黄ばみ防止(全般) → ムラシャン(紫シャンプー)
週2〜3回の使用が目安ですが、色が抜けてきたと感じたら頻度を上げましょう。
熱スタイリングを最小限に
ダブルブリーチ後の髪は非常にデリケートです。アイロンやコテの使用温度は150度以下を守り、熱保護スプレーを必ず使用しましょう。
トリートメントを継続する
外出しないトリートメント(ヘアオイル・ミルク)を毎日使い、乾燥と摩擦からダメージを最小化します。週1回のヘアマスクでの集中補修も継続しましょう。
カラーのリタッチ間隔
ペールトーンは色落ちが速いため、色の維持を重視する場合は1〜1.5ヶ月ごとのリタッチが目安です。根元のブリーチ(リタッチブリーチ)と色の補填を組み合わせて計画的にメンテナンスします。
まとめ:正しい知識で夢のペールトーンに挑戦しよう
ダブルブリーチ・ペールトーンカラーは、適切な技術と事前知識があれば安全に楽しめる施術です。重要なのは、髪の現在の状態を正確に把握し、無理のない施術計画を立てること、そして施術後の丁寧なホームケアを継続することです。
コスタヘアーでは、ハイトーン・ブリーチ施術に熟練したスタイリストが丁寧なカウンセリングを行い、お一人おひとりの髪の状態に合わせた施術計画をご提案しています。「ホワイトに近いカラーにしたい」「ペールトーンに挑戦してみたい」という方は、ぜひご相談ください。
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