
「春に入れたカラーが夏になって急に色落ちが早くなった」「毎年夏だけヘアカラーの持ちが悪い気がする」——そんな経験はありませんか?
夏はヘアカラーが退色しやすい季節であることは美容師の間では常識ですが、その理由を詳しく知っている方は少ないかもしれません。今回はコスタヘアー多賀城・名取店が、夏にカラーが落ちやすい原因と、色持ちを延ばすためのホームケア習慣を詳しく解説します。
夏にヘアカラーが退色しやすい3つの原因
原因1:汗の塩分とアルカリ性がカラーを溶かす
汗には塩化ナトリウム(塩分)や乳酸が含まれており、これが髪のキューティクル(髪の表面を守るウロコ状の層)を刺激します。キューティクルが開くと、中に閉じ込められているカラー色素が外に流れ出やすくなります。
また、大量の汗をかいた後の髪は一時的にアルカリ性に傾きます。ヘアカラーの色素は酸性環境でキューティクルが閉じることで定着するため、アルカリ性になると色素が抜け出しやすくなります。
夏のスポーツ・屋外作業・満員電車での通勤など、発汗が多い生活スタイルの方ほど、カラーの退色が早くなります。
原因2:紫外線による光退色
髪に含まれるカラー色素は、紫外線(UV)を浴びると光化学反応を起こして分解されます。これを「光退色(こうたいしょく)」と呼びます。
夏は日照時間が長く、紫外線量も春・秋・冬と比べて大幅に増加します。太陽光に長時間さらされるほど、カラーの退色が加速するのです。
特にブリーチ毛や明るいカラー、アッシュ・マット系のカラーは光退色の影響を受けやすい傾向があります。
原因3:シャンプー頻度の増加
夏は汗や皮脂が増えるため、秋冬より洗髪回数が増える方も多いです。シャンプーをするたびにカラー色素が少しずつ流出するため、洗髪回数が増えれば退色も早まります。
通常のシャンプー剤は弱アルカリ性のものが多く、これもキューティクルを開く方向に働くため、洗うたびに色落ちが進みます。
夏のカラーを長持ちさせるためのホームケア習慣

汗をかいたらすぐにケアする
汗をかいた後に長時間放置しないことが重要です。汗が髪に残り続けると、塩分・乳酸の影響でダメージが蓄積します。
- 外出先ではドライシャンプー: 洗わずに頭皮の皮脂・汗を吸収できる
- 帰宅後はすぐにシャンプー: 長時間放置しないようにする
- シャワーだけの日も設ける: 毎日シャンプーが必要なほど汗をかかない日は、お湯のみで流すだけにすると色持ちが延びる
カラーシャンプー(ムラシャン・ピンクシャン等)を活用する
カラーシャンプーは、シャンプーのたびにカラー色素を補充する仕組みになっています。アッシュ系にはシルバー・ブルーのカラーシャンプー、ベージュ・ピンク系にはピンクシャンプーが適しています。
週2〜3回、通常のシャンプーをカラーシャンプーに置き換えるだけで、退色のスピードを落とすことができます。どのカラーシャンプーが自分のヘアカラーに合うかは、施術を担当した美容師に相談してみてください。
UVケアスプレーを使う
髪用のUVケアスプレーを外出前に使うと、紫外線による光退色を防ぐ効果があります。
- 使い方: 外出前に髪全体にスプレーし、軽くブラシやコームで均一に伸ばす
- 選び方: SPF表示があり、アルコール不使用のものが髪に優しい
特にロングヘアの方や外仕事・アウトドアが多い方は、1本持っておくと重宝します。
洗い方を見直す
シャンプーの方法を少し変えるだけで、退色の速さが変わります。
- ぬるめのお湯(35〜38℃)で洗う: 熱いお湯はキューティクルを大きく開き、色素が流れ出やすくなる
- シャンプーは頭皮を洗うイメージで: 毛先をゴシゴシこするのではなく、頭皮をほぐすように洗う
- すすぎは丁寧に: シャンプー成分が残ると色落ちの原因になるため、すすぎは丁寧に
[アウトバストリートメント](/column/in-bath-vs-out-bath-treatment-guide-2026-05-11)で保護膜を作る
ドライヤー前の**洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)**は、髪の表面に保護膜を作り、水分の蒸発とともにカラー色素が流れ出るのを抑える役割があります。
オイルタイプ・ミルクタイプともにカラーケアに効果的ですが、特にヒートプロテクト効果のあるものを選ぶと、ドライヤーの熱によるダメージも同時に防げます。
サロンでできる夏のカラーケア
カラーメンテナンスサイクルを短くする
通常のカラーメンテナンスは6〜8週おきが目安ですが、夏は退色が早いため4〜5週おきに来店してリタッチやフルカラーを行うのも効果的な対策です。
また、コスタヘアーでは低刺激処方のプレミアムカラーも取り扱っています。通常のカラー剤より色持ちが良く、退色しても赤みが出にくいのが特徴です。白髪が気になる方には、オーガニックエキス配合の低刺激カラー剤を使ったグレイカラー(白髪染め)や白髪ぼかしもおすすめです。メニュー・料金の詳細はメニュー・料金はこちらからご確認いただけます。
トリートメント施術を組み合わせる
カラーと合わせてトリートメント施術を行うと、キューティクルが整い色素の流出を抑えやすくなります。「夏はカラーと一緒にトリートメントも」を習慣にするのがおすすめです。
カラーの色設定を少し濃い目にする
夏のカラーをオーダーする際、担当スタイリストに**「夏は色落ちが早いので少し濃い目に入れてほしい」**と伝えるのも有効です。
退色後の色まで逆算して仕上がりを設定することで、1〜2ヶ月後まで理想の色感を楽しめます。仕上がりのイメージはギャラリー・スタイル集でも事前にチェックできます。
コスタヘアーへのご相談
コスタヘアー多賀城店・名取店では、夏のカラーケアに関するご相談を随時受け付けています。「夏はいつも色落ちが早い」「汗をよくかく仕事なのでカラーが持たない」という方も、ぜひご相談ください。
お客様の生活スタイルに合わせたカラーの種類・濃さ・ホームケア方法をご提案します。店舗ごとの詳細は多賀城店のご案内・名取店のご案内をご覧ください。お得なキャンペーンはキャンペーン情報はこちら、その他ご不明点はよくある質問もあわせてご確認ください。
夏のカラー退色は避けられないものですが、原因を知って正しくケアすれば、色持ちを大幅に延ばすことができます。今年の夏も、プロのアドバイスを活かして美しいカラーをキープしましょう。
タグ
この記事は役に立ちましたか?
関連する記事

ヘアカラー前後の過ごし方ガイド|色持ちをよくするために知っておくべきこと
ヘアカラーを長持ちさせるために、施術前日・当日・施術後の正しい過ごし方を解説。シャンプーのタイミングや紫外線対策、カラー後の入浴ルールなど多賀城・名取のコスタヘ…
約6分で読めます

夏の頭皮ケア完全ガイド|汗・皮脂・ニオイを防ぐ美容師推奨のスカルプケア方法
夏の高温多湿は頭皮トラブルの原因。汗・皮脂分泌増加・ニオイ・フケ・かゆみが増える季節です。この記事では、夏の頭皮環境を理解し、自宅でのシャンプー・トリートメント…
約8分で読めます

ヘアカラーがしみる・頭皮がヒリヒリする原因と対策|美容師が教える低刺激カラーの選び方
ヘアカラー中やカラー後に頭皮がしみる・ヒリヒリするという方へ。カラーリングで頭皮が痛む原因・受診が必要なケース・低刺激カラーや施術前後の対策方法を宮城県多賀城・…
約6分で読めます

ヘアカラーの色持ちを左右する生活習慣|入浴・睡眠・食事で色落ちを防ぐ方法
シャンプーだけでなく、入浴温度・睡眠・食事習慣がヘアカラーの色持ちに大きく影響します。美容室でのケアと日常習慣の組み合わせで色持ちを改善する方法を、コスタヘアー…
約6分で読めます

秋冬のヘアスタイルチェンジガイド|季節に合うカラー・カット・ケアを美容師が解説
秋冬に向けたヘアスタイルチェンジのポイントを美容師が解説。似合うカラーの選び方、秋冬に適したカットスタイル、乾燥ダメージを防ぐホームケアまで、多賀城・名取のコス…
約6分で読めます

美容師が教えるヘアカラーのサロン間セルフメンテナンス術|色持ちを最大化する方法
美容室でカラーした後、次の来店まで色をきれいに保つためのセルフメンテナンス方法を解説。カラーシャンプーの選び方から日常ケアのポイントまで、多賀城・名取のコスタヘ…
約6分で読めます
関連グループサイト
この記事に関連するメニュー