
ブラシで髪をとかすときにプチプチと切れてしまったり、毛先を見ると二股になった枝毛がたくさんある……。そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
枝毛や切れ毛は単なる見た目の問題にとどまらず、髪の内側の構造が傷んでいるサインです。放置すると悪化する一方なので、原因を正確に理解したうえで適切なケアを続けることが大切です。
この記事では、[宮城県多賀城](/column/freelance-hairdresser-marketing-methods-2026-02-26)・名取で営業するコスタヘアーの美容師が、枝毛・切れ毛の主な原因と、自宅でできるケア方法、そしてサロンでの解決策まで詳しく解説します。
枝毛・切れ毛の仕組みと原因
髪の構造を知ることが大切
髪の毛は外側から「キューティクル(毛小皮)」「コルテックス(皮質)」「メデュラ(髄質)」の3層で構成されています。キューティクルは魚のうろこ状に重なり、内部のタンパク質を守る役割を担っています。
枝毛とは、このキューティクルがはがれてコルテックスがむき出しになり、毛先が縦に割れてしまった状態です。切れ毛は、内部のタンパク質(ケラチン)が失われた部分で髪が横断して切れてしまう状態を指します。どちらも「内部ダメージが外に現れた状態」といえます。
主な原因5つ
1. 過度なカラー・縮毛矯正
カラー剤や縮毛矯正剤はアルカリ性の薬剤を使用するため、処理の際にキューティクルを開かせます。繰り返すことで徐々にキューティクルが剥離し、内部のタンパク質が流失していきます。特に「カラー+縮毛矯正を同時に施術」「短期間でのリピート」は髪への負担が大きくなります。
2. 過度な熱ダメージ
ドライヤーやヘアアイロン、コテなどの熱器具は便利ですが、間違った使い方では大きなダメージを与えます。濡れたままの髪にアイロンを当てる、同じ場所に何度もコテを巻き付けるといった行為は、髪内部のタンパク質変性を引き起こします。
3. 紫外線
太陽の紫外線(UV)は肌だけでなく、髪にも深刻なダメージを与えます。キューティクルを変性させ、カラーの退色を早め、枝毛・切れ毛の原因となります。春から夏にかけては特に注意が必要です。
4. 摩擦
タオルで髪をゴシゴシこすったり、プラスチック製のブラシで無理にとかしたりすることも傷みの原因です。特に濡れた髪はキューティクルが開いた状態なので、摩擦に非常に弱くなっています。
5. 栄養不足・体の内側のコンディション
ダイエットによる栄養不足、睡眠不足、ストレスなどは、髪に必要な栄養素(タンパク質・亜鉛・ビタミン類)の供給を滞らせます。体の内側の状態が悪ければ、外からいくらケアしてもなかなか改善されません。
自宅でできる予防と改善策

正しいドライヤーの使い方
シャンプー後は素早くタオルドライし、ドライヤーで乾かす前に[アウトバストリートメント](/column/in-bath-vs-out-bath-treatment-guide-2026-05-11)(洗い流さないトリートメント)を使いましょう。ドライヤーは根元から毛先に向けて風を当て、常に動かしながら使います。同じ箇所に熱を当て続けると熱変性が起きるため要注意です。
80〜90%乾かしたら、冷風に切り替えてキューティクルを引き締めると、ツヤも出て美しい仕上がりになります。
ブラッシングの工夫
毛先から少しずつほぐしていき、徐々に根元へ向けてブラッシングする「毛先→中間→根元」の順番を守りましょう。一度に根元からブラシを通すと毛先に摩擦が集中してしまいます。
ブラシはクッションブラシやイノシシ毛を使ったものなど、髪に優しい素材を選ぶと効果的です。
正しいシャンプー・トリートメント選び
枝毛・切れ毛が気になる方には、タンパク質(ケラチン・シルク)補給タイプのシャンプーとトリートメントがおすすめです。シャンプーは泡立てた後に指の腹でやさしくマッサージし、摩擦を最小限に抑えながら洗いましょう。
トリートメントは毛先を中心に塗布し、5〜10分置くことで成分が浸透しやすくなります。
サロンケアで本格修復する
カット(枝毛カット)
傷んだ毛先を定期的にカットすることが、最も確実な対処法です。カットのついでに枝毛部分を切り落とすだけで、見た目も大きく変わります。枝毛を放置すると割れが上に向かって進行するため、早めのカットが得策です。ギャラリー・スタイル集でカット後の仕上がりイメージもご覧いただけます。
サロントリートメント
コスタヘアーでは、髪の内部にタンパク質・ケラチンを補給する酸性トリートメントや、ダメージ補修に特化した集中トリートメントを取り扱っています。セルフケアでは届きにくいコルテックス内部まで成分を届けられるのがサロンケアの強みです。
1回の施術でも驚くほど手触りが変わる方もいますが、持続させるためには定期的な施術(2〜3ヶ月に1回が目安)と自宅でのホームケアの組み合わせが理想です。料金や施術内容の詳細はメニュー・料金はこちらをご確認ください。
正しい薬剤コントロール
カラーや縮毛矯正をする際は、薬剤の選定・放置時間・施術間隔の管理が非常に重要です。サロンでは髪の状態(ダメージ度合い、過去の施術履歴)を確認したうえで、できるだけ負担の少ない薬剤・施術方法を提案します。
「髪がダメージしているけどカラーしたい」という場合でも、ケアブリーチを使ったり、低アルカリカラーを選んだりと対応策があります。まずはご相談ください。
枝毛・切れ毛を繰り返さないための習慣づくり
毎日の小さな積み重ねが大切
枝毛・切れ毛は一度できてしまうと、その部分の修復は基本的にできません(接着はできても、分子レベルの結合は取り戻せない)。したがって、「予防」こそが最大の対策になります。
以下の習慣を意識してみましょう。
- シャンプー後は必ずアウトバストリートメントをつける
- ヘアアイロンは160℃以下、1秒以上同じ場所に当てない
- 日中は日よけスプレーやUVケアヘアコスメを使う
- 週1回は集中ケア(マスクトリートメント)をする
- 定期的に美容室でヘアコンディションをチェックする
食事・睡眠の見直し
髪の主成分はケラチンというタンパク質です。肉・魚・卵・大豆などのタンパク質を毎食意識して取り入れましょう。また、亜鉛(牡蠣・ナッツ)やビタミンB群(緑黄色野菜・豆類)も髪の健康に欠かせません。
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、髪の修復が行われます。毎日7時間前後の質の良い睡眠を確保することが、健康な髪を育てる基盤になります。
まとめ
枝毛・切れ毛の原因は、カラー・縮毛矯正などの薬剤ダメージ、熱ダメージ、紫外線、摩擦、そして体の内側の栄養不足です。改善には自宅ケアの見直しと、サロンでの定期ケアを組み合わせることが効果的です。
よくあるご質問はよくある質問ページもあわせてご覧ください。
コスタヘアーでは、お客様の髪の状態を丁寧にカウンセリングしたうえで、最適なケアプランをご提案しています。「枝毛が気になる」「切れ毛がひどい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。多賀城店・名取店でお待ちしています。
タグ
この記事は役に立ちましたか?
関連する記事

髪を伸ばし中でも美容院に行く頻度は?切らないと逆効果な理由とカット間隔
髪を伸ばし中の美容院の頻度は2〜3ヶ月に1回が目安。「伸ばしてるから切らない」が逆効果な理由、最適なカット間隔、伸ばし中のヘアケアを多賀城・名取のコスタヘアー美…
約5分で読めます

髪にツヤを出す方法|美容師が教える毎日のケアとサロンケアのコツ
ツヤのある美しい髪を手に入れる方法を美容師が解説。シャンプー・トリートメント・ドライヤーの使い方など自宅でできるケアから、サロントリートメントの効果まで。宮城県…
約8分で読めます

髪のパサつきの原因と改善策|美容師が教えるツヤ髪を取り戻すケア方法
髪がパサつく原因はダメージ・乾燥・年齢など様々。宮城県多賀城・名取のコスタヘアーが、パサつきの根本原因から自宅ケアとサロンケアの改善策まで美容師が丁寧に解説しま…
約6分で読めます

髪のツヤを出す方法|美容師が教える毎日のケアで手に入れるツヤ髪習慣
髪がパサつく・ツヤがない…そんなお悩みに美容師が答えます。ドライヤーの使い方・シャンプー選び・トリートメント・食生活まで、ツヤ髪になるための具体的なケア方法を宮…
約7分で読めます

梅雨のヘアケア完全ガイド|湿度が高い季節の髪のうねりとフリッツ対策を美容師が解説
梅雨(つゆ)の時期は湿度が高く、髪がうねる・広がる・フリッツが増えるという悩みが増えます。この記事では、湿度対策・トリートメント・スタイリング方法など、梅雨を快…
約6分で読めます

酸熱トリートメントとは?効果・持続期間・向いている髪質を美容師が解説
酸熱トリートメントの仕組みや効果、持続期間、縮毛矯正との違い、向いている髪質・向いていない髪質を美容師が詳しく解説。多賀城・名取のコスタヘアーがよくある疑問にお…
約5分で読めます
店舗開業ワンストップ
テナント探しから内装・看板・初期集客までワンストップで支援。
仙台ローカル
仙台で暮らす・働く・遊ぶをつなぐローカルサイト群。
この記事に関連するメニュー