
何気なくやっていたタオルドライが髪を傷めていた
シャンプー後のタオルドライ、何気なくゴシゴシこすっていませんか?実はこの動作が、日常的な髪ダメージの大きな原因のひとつです。
濡れた髪はキューティクルが開いた状態にあり、乾いた髪に比べて約3倍もダメージを受けやすいことが知られています。この状態でタオルでこすると、摩擦によってキューティクルが剥がれ、枝毛・切れ毛・パサつきの原因になります。
コスタヘアーのお客様からも「ちゃんとケアしているつもりなのに髪が傷む」とご相談をいただくことがあります。丁寧にシャンプーやトリートメントをしていても、タオルドライで台無しにしているケースが少なくありません。今回は正しいタオルドライの方法を詳しくお伝えします。
間違ったタオルドライがもたらすダメージ

ゴシゴシこすりによる摩擦ダメージ
最もやりがちなNGは、タオルで髪をゴシゴシとこする動作です。濡れた状態のキューティクルは立ち上がった鱗のような形をしており、強い摩擦を受けると根元から剥がれてしまいます。
一度剥がれたキューティクルは自然には元に戻りません。継続的に摩擦ダメージを与えることで、表面が毛羽立った傷んだ髪になっていきます。
タオルで巻いたままの放置
シャンプー後にタオルを巻いたまま長時間放置するのも問題です。タオルの重みが長時間かかることで、根元への負担が蓄積します。また、濡れた状態が長く続くと、雑菌が繁殖しやすい環境になり、頭皮トラブルの原因にもなります。
逆方向にこする
髪のキューティクルは根元から毛先に向かって重なっています。毛先から根元に向かってこすると、キューティクルを逆立てることになり、著しい摩擦ダメージが生じます。
正しいタオルドライの手順
ステップ1: タオルを頭に乗せて包む
シャンプー・トリートメント後は、まずタオルを頭に乗せて髪全体をやさしく包みます。このとき、強く押しつけたり引っ張ったりしないこと。タオルの重みで自然に水分が吸収されるイメージです。
ステップ2: 上から押さえて水分を吸わせる
両手でタオルの上から頭を挟むようにして、優しく押さえます。「ポンポン」とやさしくたたく感覚です。決してこすらないようにしましょう。
ステップ3: 毛先から順に包んでいく
頭頂部を包んだ後、毛先をタオルで包んで軽く押さえます。長い髪の方はタオルの中に毛先を折り込んで、毛先の水分を吸収させましょう。
ステップ4: 頭皮を指の腹でやさしく押さえる
頭皮の水分は特に蒸れやすいため、タオルの上から指の腹で頭皮を優しく押さえるように吸水します。この際も、こするのではなく「押さえる」動作が基本です。
ステップ5: タオルを外してドライヤーへ
タオルドライが終わったら、巻いたままにせず速やかにタオルを外してドライヤーを使います。タオルを外した状態で自然乾燥するよりも、ドライヤーで乾かす方が摩擦がなく、最終的に髪への負担が少なくなります。
タオルの選び方も重要
マイクロファイバータオルがおすすめ
通常の綿タオルに比べて、マイクロファイバー素材のタオルは吸水性が高く、短時間でしっかり水分を取れます。また、繊維が細かいためキューティクルへの摩擦が少なく、髪に優しい素材です。
ヘア専用のマイクロファイバータオルが市販されており、軽量で速乾性も高いため、日常使いに取り入れやすいです。
綿タオルを使う場合は糸の状態に注意
綿タオルは使い込むにつれてループが荒れ、ほつれた繊維が髪に引っかかりやすくなります。毛羽立ちが気になってきたタオルは、髪専用から外して別の用途に回しましょう。
タオルは清潔なものを使用
使い回しのタオルは雑菌が繁殖しやすく、頭皮トラブルの原因になることがあります。ヘア用のタオルは週に2〜3回は洗濯し、清潔な状態を保ちましょう。
タオルドライ後のドライヤーの使い方
タオルドライでしっかり水分を取っておく
ドライヤーの熱ダメージを最小限にするためには、タオルドライで水分をしっかり取っておくことが重要です。ボタボタと水が滴る状態でドライヤーをかけると、乾かすまでの時間が長くなり、長時間の熱を当て続けることになります。
タオルドライ後の目安は「絞っても水が出てこない」程度です。
根元から乾かす
ドライヤーは根元から当てて、根元が乾いたら毛先に移動します。根元が乾いていないと、頭皮が蒸れて雑菌が繁殖しやすくなります。
熱を当てすぎない
同じ箇所に熱を長時間当てると熱ダメージが集中します。ドライヤーを小刻みに動かしながら、まんべんなく乾かしましょう。目安の距離は髪から15〜20センチです。
髪質別のタオルドライのコツ
細い髪・猫っ毛の方
細い髪はダメージを受けやすいため、特に丁寧なタオルドライが必要です。水分を吸わせる時間を長めにとり、こする動作は絶対に避けましょう。マイクロファイバータオルが特におすすめです。
太い髪・剛毛の方
水分が抜けにくいため、タオルで包む時間を少し長めにとりましょう。水分が多く残った状態でドライヤーをかけると時間がかかり、熱ダメージが蓄積しやすいです。
カラーや縮毛矯正をしている髪
化学処理をした髪はキューティクルが特にデリケートです。普通の髪以上に優しく扱い、こする動作は絶対に避けてください。マイクロファイバータオルを使用して、押さえるだけで水分を取るケアを心がけましょう。コスタヘアーではオーガニックエキス配合の低刺激カラー剤を使用しているため、カラー後の髪にも安心してお使いいただけます。
くせ毛・うねりがある髪
乾かし方によってくせが出やすくなるため、タオルドライ後に寝グセ直し用のミストをなじませておくと、ドライヤーで整えやすくなります。
Q. タオルで巻いた状態でしばらく放置してもいいですか?
10〜15分以内であれば大きな問題はありませんが、30分以上の放置は避けてください。長時間の蒸れ状態は頭皮の雑菌繁殖を招き、頭皮の臭いやかゆみの原因になることがあります。
Q. ナイトキャップの使用は有効ですか?
就寝中の摩擦から髪を守る意味でナイトキャップは有効ですが、完全に乾いてから使用することが前提です。生乾きのままナイトキャップをつけると蒸れて頭皮トラブルの原因になります。
毎日のタオルドライを見直すだけで、髪のコンディションは大きく変わります。小さな習慣の積み重ねが、艶やかで健康な髪への近道です。ご自宅でのケアに加えて、サロンでの集中トリートメントを取り入れるとさらに効果的です。メニュー・料金はこちらから人気メニューをご確認いただけます。気になる点があればよくある質問をご覧いただくか、店舗案内はこちらから多賀城店・名取店へお気軽にご相談ください。
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