
ゴム跡が残るのはなぜ?
ヘアゴムを使ったポニーテールやお団子を外した後、髪に跡(溝・うねり)が残ってしまう「ゴム跡」は、多くの方が経験するヘアの悩みのひとつです。特にオフィス勤務で昼はまとめ髪→夕方は髪を下ろしたいという方にとって、ゴム跡はとても厄介な問題です。
ゴム跡が残る主な原因は3つです。
1. ゴムの締め付けが強い 細い金属が入ったゴムや、ナイロン製の固いゴムは毛束を強く圧迫します。長時間締め続けると、キューティクルが変形した状態で固まり、跡が残りやすくなります。
2. 湿気と体温でクセがついてしまう まとめ髪をしている間、頭皮の体温と汗・湿気が髪に影響を与えます。湿った状態でゴムで固定された形のまま時間が経過すると、その形のクセがつきやすくなります。
3. 細い・傷んでいる髪ほど跡が残りやすい 猫っ毛・細毛・ブリーチや繰り返しのカラーでキューティクルが傷んでいる髪は、外部からの圧力に弱く、ゴム跡がつきやすい傾向があります。
ゴム痕を防ぐためのゴム選び

まず最初に取り組むべきは「ゴムの種類を変える」ことです。
ループタイゴム(スパイラルヘアタイ)
コイル状のシリコン製ゴムで、髪への接触面積が広く、一点に圧力が集中しにくい設計です。金属パーツがなく、引っかかりが少ないためゴム跡が残りにくいといわれています。最近はドラッグストアや100円ショップでも購入できます。
布製ヘアゴム(シュシュ)
大き目のシュシュは、締め付け力が弱い分、まとめ髪の持続力は落ちますが、長時間の使用でもゴム跡が残りにくい特徴があります。少しゆったりとしたまとめ髪スタイルに最適です。
マグネットヘアタイ
最近登場したマグネット式ヘアタイは、ゴムを使わずにマグネットで固定するため、髪への圧力がほぼゼロです。スタイルを選びますが、細い髪の方には特におすすめです。
巻き方・締め方のテクニック
一度のねじりを最小限に
ゴムを巻く際、多くの人は3〜4回ぐるぐると巻きつけます。これが圧力を高める原因になります。太めのゴムを使って1〜2回の巻き付けに抑えると、同じホールド力でゴム跡を減らせます。
結ぶ位置を変える
同じ位置にゴムを結び続けると、その部分の髪が繰り返し圧力を受けます。仕事の途中でゴム位置を1〜2cm上下にずらすだけで、同じ場所への集中的なダメージを分散できます。
下向き結びで締め付けを軽減
ポニーテールを作る際、ゴムを上から下へ引っ張って巻くと圧力が強くなります。ゴムを毛束の下から上に向けて巻き上げる「下向き巻き」にすると、毛束全体に圧力が均等に分散されます。
ゴム跡がついてしまったときの修正法
完全に防ぐことが難しいゴム跡も、以下の方法でリセットできます。
方法①:ドライヤーで温めて形を戻す
ゴム跡がついた部分をぬるいお湯で湿らせ(またはスプレーボトルで水をかけ)、ドライヤーで根元から乾かします。髪が乾く前に形を整え、冷えた状態で固定させると元に近い状態に戻ります。
方法②:ヘアアイロンで熱を与える
低〜中温(120〜150℃)のヘアアイロンでゴム跡部分をはさみ、ゆっくりと引き抜くように動かします。熱を与えることで一時的にキューティクルが柔軟になり、形が整いやすくなります。
方法③:ヘアオイルやバームで保湿してブラッシング
ヘアオイルを少量ゴム跡部分になじませ、コームやブラシでやさしく解きほぐします。保湿成分でキューティクルが整い、跡が目立ちにくくなります。ヘアバームをなじませた後にドライヤーで形を整えるとさらに効果的です。
髪を下ろした後に「ふんわり見せる」スタイリング
ゴム跡を隠しながら下ろし髪を楽しみたいときは、ヘアアイロン(コテ)でゆるいカールをプラスするのが一番手軽です。
- 28〜32mm径のコテを160〜180℃に設定
- ゴム跡部分から始め、毛束を外巻きに1〜2回巻く
- 残りの毛も同様に外巻きして全体的にゆるいウェーブをつける
5分ほどの作業でゴム跡が目立たなくなり、やわらかな印象のナチュラルウェーブスタイルに変身します。
まとめ
ゴム跡を完全に防ぐのは難しいですが、ゴムの種類・巻き方・ケア方法を工夫することで大幅に改善できます。
| 対策 | 効果 |
|---|---|
| ループタイゴムに変える | 圧力を分散・跡を軽減 |
| 巻き回数を1〜2回に減らす | 締め付け力を抑える |
| 結ぶ位置をこまめにずらす | 同じ箇所への集中を防ぐ |
| 水+ドライヤーでリセット | 跡ができた後の修正に有効 |
| コテでゆるカールをプラス | 跡を自然に隠してアレンジに |
コスタヘアーでは「まとめ髪しやすい・崩れにくい・跡が目立ちにくい」カットのご相談も受け付けています。髪の量・質感・ライフスタイルに合わせて、スタイリストがアドバイスします。お気軽にご来店・ご相談ください。
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