
「アッシュにしたのにオレンジになった」は何が原因?
「アッシュ系やグレー系のカラーにしたのに、なぜか赤みやオレンジが残る」「時間が経つと色落ちしてオレンジっぽくなる」——これは多くの方が経験する悩みです。
この現象は**「ブラス」または「赤み・オレンジ浮き」**と呼ばれ、髪の内部の構造と関係しています。
実は「色落ちで徐々にオレンジが出てくるケース」と「カラーやブリーチの直後からオレンジみが強く出てしまうケース」では、原因も対策も異なります。まずどちらのタイプに当てはまるかを見極めることが、正しい対処への近道です。
赤み・オレンジが出る仕組み

日本人の髪はもともと**「赤〜オレンジ系のメラニン色素」**を多く含んでいます。
通常のアルカリカラーは、このメラニン色素をある程度残した状態で新しい色素を入れます。そのため、カラーの色素が落ちてくると(色落ちが進むと)、残ったメラニン色素が表に出てきてオレンジや赤みを帯びた色になります。
ブリーチ後に赤みが出る場合は、ブリーチでメラニン色素を分解する過程で「赤〜オレンジ」のフェーズで止まっていることが原因です。
また、紫外線や乾燥、繰り返しのドライヤーの熱なども、カラーの色素が抜けるスピードに影響すると言われています。屋外での活動が多い方や、洗浄力の強いシャンプーを毎日使っている方は、色落ちがより早く進みやすい傾向があります。
原因別の解決策
①カラー後の色落ちでオレンジになる場合
原因: カラーの色素が抜けると、下地の赤み・オレンジが出てくる
日々のシャンプーやドライヤーの熱、紫外線などによって色素は少しずつ流出していきます。色落ちのスピードには個人差がありますが、早めにケアを始めるほど赤み・オレンジの主張を抑えやすくなります。
対策:
- ムラシャン(紫シャンプー) — 補色関係にある紫が黄み・オレンジを抑制
- ブルーシャンプー — 特にオレンジ系の赤みを打ち消すのに有効
- カラーシャンプーは週2〜3回、泡立てて数分おいてから流す
②ブリーチ後にオレンジが残る場合
原因: ブリーチが1回では黄〜オレンジ段階までしか脱色できていない
特に過去に黒染めやダークトーンのカラーをしていた髪は、1回のブリーチだけでは脱色が進みにくく、赤み・オレンジが残りやすい傾向があります。
対策:
- ダブルブリーチ(2回ブリーチ) — より白っぽいベースを作り、アッシュ系カラーが入りやすくなる
- トナー施術(ヴィラロドラ・スロウ等) — ブリーチ後の赤みを打ち消す色素を重ねる
- シルバーシャンプー — ブリーチ後のオレンジを長期的に抑える
③アルカリカラーで赤みが打ち消しにくい場合
原因: 髪の赤みが強い地毛の方は、通常のアルカリカラーだけでは赤みが出やすい
地毛のメラニン色素の構成には個人差があり、同じ薬剤・同じ放置時間で施術しても、赤みの出方には差が出ることがあります。
対策:
- アッシュ系カラーに濃度を上げる — 美容師が配合比率を工夫
- 補色(緑・青緑)のトナーを混ぜる — 赤の反対色で中和
- 酸性カラー・オキシカラーではなくアルカリカラーで重ねる
サロンで修正できること、できないこと
状態によって修正のしやすさは異なります。次の表を目安に、担当の美容師と相談しながら修正プランを検討しましょう。
| 状態 | サロンで修正できるか |
|---|---|
| 色落ちでオレンジになった | ○ カラー重ねで修正可能 |
| ブリーチ後のオレンジ残り | ○ 追加ブリーチ+トナーで改善 |
| 暗染め後に赤みが出る | △ 染め直しで改善するが完全除去は難しい |
| カラー直後からオレンジ | ○ 補色を使った修正カラーで対応 |
カラー選びの失敗を防ぐには
赤み・オレンジが出やすい髪質の方は、以下の点をサロンで相談するのが大切です。
- 「赤みが出やすい」と事前に伝える — 美容師が薬剤の配合を調整する
- 「アッシュ系にしたい場合」は補色を混ぜてもらう
- ブリーチをする場合は1回で止めるか2回やるかを相談
- カラーシャンプーのアドバイスをもらう
- なりたいイメージを写真で共有する — 美容師とのイメージのずれを防げる
具体的な料金や施術メニューはメニュー・料金はこちらから事前に確認しておくと、カウンセリング時の相談もスムーズです。
セルフケアで気をつけたいポイント
カラー後の赤み・オレンジの出方は、サロンでの施術だけでなく、自宅でのケアによっても変わってきます。
- 紫外線対策 — 帽子や日傘、洗い流さないタイプのUVケア剤で髪を紫外線から守る
- 摩擦・熱のダメージを減らす — ドライヤーやアイロンの前に洗い流さないトリートメントで髪を保護する
- 洗浄力の強すぎるシャンプーを避ける — カラー用・低刺激タイプのシャンプーに切り替える
- トリートメントで髪内部を補修する — 色素が定着しやすい髪の状態を保つ
これらのケアを続けることで、カラーの色持ちが良くなり、赤み・オレンジが目立つまでの期間を延ばしやすくなります。
よくある質問
Q. カラーシャンプーは毎日使ってもいいですか? A. 使用頻度は商品によって異なりますが、洗浄力が強いタイプもあるため、まずは少ない回数から試し、髪や地肌の様子を見ながら調整するのがおすすめです。
Q. 市販のブリーチ剤でも同じような対策はできますか? A. 色味を打ち消す考え方(補色)は共通していますが、薬剤の強さや放置時間の見極めが仕上がりを左右するため、赤み・オレンジが気になる方はサロンでの相談をおすすめします。
Q. 一度サロンで直したら、その後は何もしなくていいですか? A. カラーは時間の経過とともに色落ちしていくため、赤み・オレンジを抑えた状態を保つには、カラーシャンプーやトリートメントなど日常のケアを継続することが大切です。
コスタヘアーに相談する
コスタヘアー(多賀城店・名取店)では、赤み・オレンジ浮きの修正カラーや、赤みが出にくいカラー施術を提供しています。
「前の美容室でアッシュにしたのにオレンジになった」「ブリーチしたけど赤みが残っている」という方は、カウンセリングで現在の状態を確認し、最適なプランをご提案します。修正カラーの仕上がりイメージはギャラリー・スタイル集でもご覧いただけます。
カラーの色落ちや赤み・オレンジでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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