
施術前日の過ごし方が仕上がりを左右する
美容室でのカラーリングやパーマは、施術当日だけでなく前日の過ごし方でも仕上がりに差が出ます。特に頭皮の状態や髪のコンディションは、薬剤の浸透や定着に直接影響します。
コスタヘアーでも「前日にこれをやってしまった」というケースで、カラーのムラや発色不良、パーマのかかりにくさが生じることがあります。今回は美容師の立場から、施術前日に知っておきたい注意点をまとめました。
カラー前日にやるべきこと・避けること

やるべきこと
シャンプーは当日ではなく前日に済ませておく
よく「カラー当日はシャンプーしない方がよい」と聞いたことがある方も多いと思います。頭皮に適度な皮脂が残っていると、染料が頭皮にしみにくくなり保護膜の役割を果たすからです。前日の夜にシャンプーをしておくことで、当日は適度な皮脂が戻った状態に整います。
ただし、頭皮が汚れたままや整髪料がついたままでは薬剤の浸透が妨げられるため、前日にはきちんとシャンプーしておくことが大切です。
状態を美容師に正直に伝える準備をする
前日に、自分の髪の状態を整理しておきましょう。「最後にカラーしたのはいつか」「ブリーチ履歴があるか」「縮毛矯正やパーマはしたことがあるか」「現在の痛みの程度はどれくらいか」など、施術の前に確認されることを事前に把握しておくと、当日のカウンセリングがスムーズになります。
避けること
コンディショナーの過剰な使用
前日にコンディショナーやトリートメントを多量に使うと、成分が髪にコーティング膜を作り、カラー剤の浸透を妨げることがあります。特にシリコーン系のコンディショナーは発色に影響することがあるため、前日は適量を心がけてください。
整髪料・スタイリング剤の使用
ヘアスプレー・ワックス・ジェルなどの[スタイリング剤](/column/perm-styling-agent-selection-guide)は、薬剤の浸透を妨げるため、前日の使用は控えめにし、使用した場合は丁寧にシャンプーで落としておきましょう。
激しい運動や高温の湯船
前日に激しい運動をすると頭皮に大量の汗をかき、毛穴が塞がりやすくなります。また、長時間の入浴は頭皮が敏感になり、薬剤刺激を受けやすくなります。前日はシャワー程度にとどめておくのが無難です。
頭皮を傷つける行為
施術前日は頭皮をゴシゴシこすったり、爪で引っかいたりしないよう注意してください。頭皮に傷があると、カラー剤がしみて痛みを感じやすくなります。
パーマ前日の注意点
シャンプーは前日夜に済ませる
パーマも同様に、前日の夜にシャンプーを済ませ、当日は自然な状態で来店することが理想です。過剰なコンディショナー使用は薬剤の浸透を妨げるため控えましょう。
前処理トリートメントを自宅でしない
パーマ前日に市販のトリートメントやヘアマスクをたっぷり使うと、髪が過剰にコーティングされます。その結果、ウェーブが均一にかかりにくくなったり、かかりが弱くなったりすることがあります。施術前日はシャンプーのみにとどめることをおすすめします。
縮毛矯正済みの場合は申告する
縮毛矯正をかけた部分の残留がある場合、パーマ薬剤の反応が異なります。前回の施術履歴を正確に伝えることが仕上がりの品質と安全に直結します。
当日の朝にやっておきたいこと
整髪料はつけない
当日の朝はヘアスプレーやワックスなどの整髪料はつけずに来店してください。整髪料が残っていると薬剤の浸透が不均一になります。
髪を濡らさない
当日の朝にシャンプーをするのは原則NGです。前日夜にシャンプーをして、翌朝は乾いた状態で来店してください。
服装・アクセサリーへの配慮
カラーやパーマの施術中に服が汚れることがあります。カラー剤は一度ついた白や薄い色の服は取れにくいため、汚れてもよい服や濃い色の服で来店すると安心です。また、ネックレスなど首周りのアクセサリーは外しておきましょう。
施術結果に影響する意外な要因
生理前後の体調変化
ホルモンバランスの変化により、生理前後は頭皮が敏感になりやすく、薬剤への反応が変わることがあります。「カラーがいつもより痛かった」「パーマのかかりが悪かった」という経験がある方は、体調の変化が影響している可能性があります。不安な場合は美容師に伝えてください。
頭皮の健康状態
頭皮に傷・炎症・皮膚炎がある場合、施術を見合わせる必要が生じることがあります。前日に気になる症状が出た場合は、当日に美容師へ必ず申告してください。
直前の日焼け
頭皮が日焼けで赤くなっている状態では、カラー剤がしみやすく、頭皮トラブルが生じやすくなります。施術前1週間は頭皮の直射日光を避けることが理想です。
前日準備チェックリスト
カラー前日
- 夜にシャンプー済み(コンディショナーは適量)
- スタイリング剤は使用していない
- 激しい運動は控えた
- 頭皮を傷つけていない
- 施術履歴・薬剤アレルギーを把握している
パーマ前日
- 夜にシャンプー済み(トリートメントは最小限)
- コンディショナーの過剰使用なし
- 縮毛矯正・過去のパーマ履歴を把握している
- 体調が良好
当日朝
- 整髪料はつけていない
- 濡らしていない(前日夜にシャンプー済み)
- 汚れてよい服装
- ネックレス等のアクセサリーを外した
Q. 前日にトリートメントをたっぷり使ってしまいました。大丈夫ですか?
大量に使用した場合は、当日来店時にその旨を美容師に伝えてください。状況に応じて、下処理のシャンプーや前処理剤を使用して対応することができます。
Q. カラーやパーマの直前にも白髪染めを市販でしてしまいました。申告すべきですか?
必ず申告してください。直前の市販カラーは薬剤の成分が残留しており、プロのカラーと反応して予想外の色になったり、髪へのダメージが大きくなったりする可能性があります。安全な施術のために正直にお伝えください。
正しい前日準備を整えて、理想の仕上がりを一緒に実現しましょう。ご不明な点はコスタヘアーへいつでもお気軽にお問い合わせください。
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