
「逆毛」とは何か?基本を知ろう
逆毛(さかげ)とは、毛先から根元方向にコームやブラシを逆向きに動かして、髪にボリュームや高さを出すテクニックのことです。英語では「backcombing(バックコーミング)」とも呼ばれ、ヘアショーやブライダルスタイルでも欠かせない技術のひとつです。
ペタンコになりやすい細い髪、ボリュームが出にくいエイジング毛、ヘアセットが崩れやすい方など、幅広い悩みに対応できるのが逆毛の強みです。ただし、正しくやらないと髪を傷めるリスクもあります。
このコラムでは、コスタヘアー(多賀城店・名取店)の美容師が「正しい逆毛の立て方」と「傷ませないためのコツ」を丁寧に解説します。
逆毛が向いているシーンと髪型

逆毛が特に効果を発揮するのは以下のようなシーンです。
スタイル別活用場面:
- ハーフアップやお団子のトップをふんわりさせたいとき
- ポニーテールの根元をボリュームアップしたいとき
- ショートやボブで前後のシルエットを整えたいとき
- ブライダルや成人式などのアップスタイルを長持ちさせたいとき
逆毛の正しいやり方(基本手順)
準備するもの
- 目の細かいコームまたはバックコームブラシ:専用ブラシがあると理想的。なければ、目の細かいピンテールコームでも代用できる
- ヘアスプレー(ソフトまたはミディアムホールド):立てた後の固定用
- コーム(仕上げ用):表面を整えるための目の粗いコーム
手順
-
乾いた状態でスタートする
濡れた髪に逆毛を立てると、乾燥後に崩れやすくなります。必ず完全に乾かしてから行ってください。 -
ボリュームを出したいセクションを取る
トップや後頭部など、高さを出したい部分の髪を4〜6cmの幅でクリップで分け取ります。 -
毛束を90度以上に持ち上げる
分け取った毛束を真上または斜め後ろに向かって引っ張り、根元から立てる準備をします。 -
コームを毛先から根元方向へ動かす
コームを毛先に当て、根元方向に向けてゆっくりスライドさせます。このとき、一気に強く押し込まず、3〜4回に分けて少しずつ根元を押していくのがコツです。 -
形を整えてスプレーで固定する
求めるボリュームが出たら、表面だけ粗めのコームで軽く整え、ヘアスプレーを全体に軽くかけて固定します。 -
残りのセクションを被せる
逆毛を立てた部分の上から、表面になる毛を被せると、内部の逆毛が見えなくなり、自然なボリューム感が出ます。
傷ませないための注意点
逆毛は正しく行えばダメージを最小限に抑えられますが、いくつかの点に注意が必要です。
NG行為
- 濡れた髪に逆毛を立てる:キューティクルが開いた状態では傷みが大きくなります
- 力任せに引っ張る:切れ毛の原因になります。ゆっくり少しずつ押し込むイメージで
- 毎日繰り返す:毎日の逆毛は髪への負担が蓄積します。特別なシーン限定で使いましょう
ケア方法
逆毛を使ったスタイリングの後は、しっかりブラッシングで絡まりをほぐしてからシャンプーを行いましょう。シャンプー前にオイルを少量なじませると、絡まりをほぐしやすくなります。
逆毛を使ったボリュームアップスタイルの例
トップふんわりショートボブ
ショートボブのトップに軽く逆毛を立て、表面を整えると後頭部に丸みが生まれます。
手順:
- トップの髪を取り、根元から5cm程度逆毛を立てる
- 粗めのコームで表面だけ軽くなでる
- ハードスプレーで仕上げる
パーティー向け高めポニーテール
高い位置のポニーテールをよりゴージャスに見せたいときに、ポニーテールの根元付近に逆毛を立てると安定感とボリュームが出ます。
手順:
- ポニーテールを結ぶ前に、根元付近(後頭部)の髪に軽く逆毛を立てる
- そのままポニーテールにまとめる
- 崩れにくくなり、長時間キープしやすくなる
その他のボリュームアップスタイルの実例は、ギャラリー・スタイル集でもご覧いただけます。
逆毛なしでボリュームを出す方法も
日常的にはヘアケアでボリュームをキープする方法も有効です。
- 根元を立てるドライ方法:ドライヤーで根元を乾かすとき、頭を逆さにしながら風を当てると根元が立ちやすくなります
- ボリュームスプレーやパウダー:スタイリング前にルーツスプレーやヘアパウダーを根元につけるとふんわり感が出る
- サロンでのカット:髪の毛先の量感や段差のつけ方でボリューム感が大きく変わります
コスタヘアーでボリュームの悩みを相談しよう
ペタンコ・ボリュームが出にくいといったお悩みは、カットやトリートメントで根本的に改善できることも多いです。
コスタヘアー(多賀城・名取)では、髪質に合わせたスタイリングのアドバイスも行っています。「逆毛なしでもボリュームが出るカットにしたい」「エイジング毛のボリューム感を改善したい」などのご相談もお気軽にどうぞ。メニュー・料金はこちらからカットメニューをご確認いただけます。担当スタイリストの詳細はスタッフ紹介はこちら、店舗の詳細は店舗案内はこちらからどうぞ。
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