
美容室でブローしてもらった後のように「ツヤがあってまとまった仕上がり」をセルフで再現したい、という方に役立つのが**丸ブラシを使ったブロー(ブローアウト)**です。コテやアイロンを使わなくても、ドライヤーと丸ブラシで驚くほど質感が変わります。
丸ブラシブローとは
丸ブラシブローとは、ロールブラシ(丸ブラシ)を使いながらドライヤーで髪を乾かし、根本からボリュームを出したり、毛先に自然な丸みやツヤをつくる技術のことです。
サロンでスタイリストが行うブロー仕上げはほとんどがこの技術を使っています。実際の仕上がりイメージはギャラリー・スタイル集でもご覧いただけます。
熱を当てながら髪を引っ張って成形するため、ドライヤーの熱でシェイプした形が長時間キープされるのが特徴です。
忙しい朝でもコテやストレートアイロンを別に用意する必要がなく、乾かす工程の中でスタイリングまで完了できるのも丸ブラシブローの大きなメリットです。くせ毛・直毛・猫っ毛など髪質を問わず取り入れやすく、根本のペタンとした印象や毛先の広がりが気になる方に特におすすめの技術です。
丸ブラシの種類と選び方

丸ブラシはサイズ・素材によって仕上がりが変わります。自分の髪の長さと目的に合わせて選びましょう。
サイズの選び方
| ブラシ径 | 向いている長さ・スタイル |
|---|---|
| 細め(25〜35mm) | ショート〜ショートボブ、前髪 |
| 中サイズ(40〜50mm) | ボブ〜ミディアム、毛先の内巻き |
| 大きめ(55〜70mm) | ミディアム〜ロング、自然なボリューム |
基本ルール:ブラシの円周の長さ分が巻き込んだときのカール1回転になります。サイズが大きいほどゆるく自然な仕上がりに。
ブラシ素材の選び方
- 猪毛(いのこ毛)・豚毛ブラシ:天然毛特有の艶が出やすい。静電気を起こしにくくツヤ感重視の方に
- ナイロン・プラスチックピン:テンションがかけやすくボリューム出しに向く。初心者にも扱いやすい
- 混合タイプ(天然毛+ナイロン):ツヤとボリュームのバランスが取れる万能型
スタイリング前の下準備
丸ブラシブローの仕上がりは、乾かし始める前のひと手間で大きく変わります。タオルドライで髪の水分をある程度取ってから、洗い流さないトリートメントやヘアオイルを毛先中心になじませておくと、ドライヤーの熱から髪を守りながら艶を引き出しやすくなります。
目の粗いコームやブラシで毛先のもつれをあらかじめほどいておくことも大切です。もつれたまま丸ブラシを通すと引っかかりやすく、絡まりや切れ毛の原因になります。根本の生え際から毛先に向かって、少しずつとかしておきましょう。
基本的なやり方(毛先内巻きスタイル)
準備するもの
- 丸ブラシ(上記で選んだもの)
- ドライヤー
- クリップかヘアピン(ブロック分け用)
手順
① 髪を80%程度乾かす 完全に乾いた状態ではなく、少し湿り気が残る「8割乾き」がベスト。濡れすぎているとブローに時間がかかり、乾きすぎると形がつきにくくなります。
② ブロック分けをする 後頭部・サイド・トップの順に乾かしていきます。コームで上部の髪をクリップで留め、首元の後ろ側から始めましょう。
③ 根本にボリュームを出す ブラシを根本に入れ、髪を持ち上げながらドライヤーを当てます。根本に温風を当てながら起こすことでボリュームが生まれます。
④ 毛先を丸ブラシに巻きつけて引っ張りながら乾かす 毛先を丸ブラシに巻きつけ、張力をかけながら根本から毛先に向けてドライヤーを動かします。アイロン操作に似た感覚で、ブラシを回しながら毛先方向へ引っ張ることが大切です。
⑤ 冷風で仕上げる 形をつけたい箇所に温風を当てた後、冷風を5〜10秒当てて形を固定します。このステップを省略すると形がとれやすくなります。
⑥ 順番を繰り返して全体を仕上げる 後頭部→サイド→トップの順に同じ工程を繰り返します。最後にトップのボリュームを整えれば完成です。
よくある失敗と対処法
「ブラシが絡まる」 → 根本から無理に巻き込もうとするのが原因。毛先から少しずつブラシを入れるようにしましょう。
「ドライヤーとブラシを同時に持てない」 → 最初はドライヤーをスタンドに固定するか、片手でブラシを動かしながらドライヤーを首や脇で固定する練習から始めましょう。
「ボリュームが出ない」 → ドライヤーを根本から離しすぎているか、完全に乾いた状態で始めている可能性があります。
「巻きがすぐ取れてしまう」 → 冷風で形を固定する前にブラシを外してしまうのが主な原因です。熱がしっかり冷めるまでブラシを当てたままキープしてから外すようにしましょう。
「静電気で髪が広がる」 → ナイロン製のブラシは静電気が起きやすい傾向があります。乾燥しやすい時期は、猪毛や豚毛など天然毛が入ったブラシに替えると落ち着きやすくなります。
丸ブラシブローによくある質問
Q. 丸ブラシは何本くらい持っておくといいですか? A. サイズ違いを複数本持っておくと、前髪・毛先の内巻き・全体のボリューム出しなど用途に応じて使い分けやすくなります。まずは普段のスタイルに近いサイズから揃えるのがおすすめです。
Q. 乾いた髪にも丸ブラシブローはできますか? A. 丸ブラシブローは熱と水分の両方を使って形状を記憶させる技術のため、完全に乾いた髪だけに使ってもクセはつきにくくなります。根本を軽く濡らし直すか、洗いたての濡れた髪から始めましょう。
Q. 前髪だけ丸ブラシを使いたい場合は? A. 前髪には細めのブラシを使い、根本から毛先まで少しずつ引っ張りながら温風と冷風を当てると、割れにくく自然なカーブに仕上がります。
Q. ブラシのお手入れはどうすればいいですか? A. 使用後はブラシに絡まった髪の毛やホコリを取り除き、清潔な状態を保つようにしましょう。汚れが溜まると滑りが悪くなり、髪に引っかかりやすくなります。
コツとまとめ
丸ブラシブローは最初は難しく感じますが、ブロック分け→8割乾き→冷風仕上げの3つを意識するだけで仕上がりが変わります。
毎日実践することで徐々に上達し、コテなしでもサロン帰りのような質感を再現できるようになります。多賀城店・名取店のコスタヘアーでは、スタイリング相談も承っています。スタッフ紹介はこちらからお気に入りのスタイリストを探して、ご来店時にお気軽に聞いてください。カットとブローのメニュー・料金はこちらでご確認いただけます。
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