
「3Dカラー」って何?
美容室やSNSで「3Dカラー」という言葉を見かけることが増えました。でも具体的にどんなカラーなのか、ハイライトや普通のカラーと何が違うのかよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。
3Dカラーとは、髪の毛に明暗のコントラストをつけることで「立体感」と「奥行き」を生み出すヘアカラー技法の総称です。1色だけで染めるベタ塗りカラーとは異なり、ベースカラーより明るい色(ハイライト)と暗い色(ローライト)を組み合わせることで、光と影を意図的につくります。
正面から見ると自然なカラーに見えるのに、髪を動かすと内側からふわっと光が透けて見える——そんな表情のあるカラーが3Dカラーの醍醐味です。
ハイライトだけとは何が違うのか

「3Dカラー=ハイライトを入れること」と思っている方が多いですが、厳密には少し違います。
ハイライトのみ ベースカラーよりも明るいカラーを細くまたは広く入れる技法。全体が明るく見えやすく、ツヤ感よりも軽さや明るさを表現するのが得意です。
3Dカラー(ハイライト+ローライト) 明るいハイライトと、ベースより少し暗いローライトを組み合わせる技法。コントラストが生まれることで、平面的な印象の髪にメリハリと立体感が加わります。
ローライトのみ ベースカラーより暗い色を入れる技法。重みや深みが出て、ふんわりしすぎた髪を落ち着かせる効果があります。
3Dカラーは「明」と「暗」の両方を使うことで、最も立体感を演出しやすい技法といえます。
3Dカラーに向いている人・髪型
3Dカラーはあらゆる髪型に対応できる汎用性の高い技法ですが、特に効果が出やすいのは次のような方です。
ペタンコ・細毛の方 ボリュームが出にくい髪質でも、明暗のコントラストで膨らんで見せることができます。特にトップや顔まわりにハイライトを入れると、ふんわりした印象に変わります。
単調に見えるベタ塗りカラーに飽きた方 1色で全体を染めていたけれど何か物足りない、という方は3Dカラーを試すタイミングかもしれません。同系色でも明暗をつけるだけで、見違えるほど表情が変わります。
ミディアム〜ロングヘアの方 毛束の動きが目に見えやすいため、3Dカラーの立体感が特に際立ちます。内巻き・外ハネどちらでも光の当たり方が美しく映えます。
白髪が気になり始めた40代以降の方 白髪が目立ちやすい生え際や分け目にハイライトを入れることで、白髪を自然にブレンドする効果があります。定期的な全体染めをしなくても、白髪ぼかし効果で来店サイクルを伸ばせる点でも人気です。
3Dカラーの代表的な技法:バレイヤージュとの違いも解説
3Dカラーを表現する技法には複数の種類があります。代表的なものを整理しておきましょう。
スライシング(細かく仕切って入れるハイライト) 細いアルミホイルを使って規則的にカラーを入れる技法。均一なコントラストが出て、遠目にも立体感が伝わりやすいのが特徴です。
バレイヤージュ 根元を暗く残しつつ、毛先に向けてグラデーションをかける技法。ナチュラルなグラデーション感が出て、プリン(根元の伸び)が目立ちにくいのが利点です。
フォイリアージュ スライシングとバレイヤージュを組み合わせた現代的な技法。フォイルを使いながらも、根元側は自然にぼかします。仕上がりのナチュラル感とコントラストのバランスが良く、3Dカラーの定番技法として人気です。
3Dカラーのオーダー方法:美容師への正しい伝え方
「3Dカラーにしたい」と伝えても、具体的なイメージが共有できていないと仕上がりにギャップが生まれやすいです。以下のポイントを伝えると、美容師が方向性を掴みやすくなります。
1. どのくらいのコントラストにしたいか 「目立つくらいのコントラスト」「わかりにくいくらいの自然な感じ」など、コントラストの強さを言葉で表現しましょう。
2. 明るくしたい部分を伝える 「顔まわりを明るく」「トップにふんわり感を出したい」「毛先だけ明るく」など、主役にしたい部分を伝えると施術の方向性が決まりやすいです。
3. 色温度の好みを伝える ベースを暖色(ブラウン・ベージュ)にするか寒色(アッシュ・グレージュ)にするかで、3Dカラーの印象は大きく変わります。好みのカラー画像を参考に持参することをおすすめします。
3Dカラーのメンテナンスと色持ち
3Dカラーはベタ塗りよりも退色した際の「抜け感」が自然に見えやすく、プリンが目立ちにくいのが特長です。ただし、ハイライト部分はブリーチを使う場合があるため、カラーシャンプーやトリートメントを使った自宅ケアが重要になります。
- カラーシャンプー:色味のある(パープルやシルバー)シャンプーで黄ばみを抑える
- インバストリートメント:週2〜3回、集中補修で色持ちをアップ
- 紫外線対策:外出時にヘアUVスプレーを使うと退色スピードを抑えられる
次回のサロン来店は、ハイライト部分のリタッチだけであれば通常カラーより少ない時間で済むことも多く、コスパよく立体感を維持できます。
まとめ:3Dカラーで「動くたびに映える髪」を手に入れよう
3Dカラーは単純な「明るくする」「暗くする」ではなく、明暗のバランスで髪に表情を生み出す技法です。ベタ塗りカラーに物足りなさを感じていたり、ボリュームが出にくい髪質の方、白髪ぼかしを自然に見せたい方などに幅広くおすすめできます。
多賀城・名取のコスタヘアーでは、お客様の髪質・ライフスタイルに合わせた3Dカラーをご提案しています。「どんな仕上がりがいいかまだイメージがない」という段階でも、カウンセリングでご一緒に考えますので、お気軽にご相談ください。
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