枝毛・切れ毛とは何か
毛先を見ると何本かの枝のように割れている「枝毛」、中間部分でポキンと折れてしまう「切れ毛」。鏡で自分の髪を見たときや、手ぐしを通したときに気づいて落ち込んだ経験がある方は多いはずです。
枝毛とは、髪の毛先が縦に割れてしまった状態のことを指します。髪の構造でいうと、最外層を覆う「キューティクル」と呼ばれるうろこ状の保護膜が剥がれ、内部の「コルテックス」が露出・分離してしまった状態です。一度枝毛になった髪は、残念ながら元に戻すことはできません。
切れ毛は、髪の中間部分が途中でぷつっと切れてしまった状態です。枝毛と同様にキューティクルのダメージが深刻で、内部の結合(側鎖結合)が切れてしまうことで起こります。切れ毛が増えると毛先の長さが不揃いになり、パサつきや広がりが目立ちやすくなります。
どちらも髪のダメージのサインであり、放置するとさらにダメージが進行します。原因を理解して、適切なケアで悪化を防ぎましょう。
枝毛・切れ毛が増える主な原因
1. ヘアアイロンやコテの過度な使用
枝毛・切れ毛の原因として最も多いのが、ヘアアイロンやコテによる熱ダメージです。特に180度以上の高温設定で毎日使用していると、髪のたんぱく質が熱変性を起こし、キューティクルが剥がれやすくなります。同じ部分に何度も通すのも大きなダメージの原因です。
2. 毛先の引っ張り・無理なブラッシング
濡れた状態の髪は非常に繊細です。濡れた髪をブラシで無理に引っ張ったり、絡まった部分を力任せにとかしたりすると、切れ毛が増えます。乾燥した状態でも、毛先から無理やりブラシを通すのはNGです。正しくは毛先→中間→根元の順にブラシをかけます。
3. カラーやパーマの繰り返し
カラーリングやパーマは薬剤によって髪の内部構造に変化を与えます。定期的な施術は一般的ですが、過度に繰り返したり、傷んだ状態の髪に重ねて施術することで枝毛・切れ毛が急増することがあります。特に毛先にダメージが蓄積しやすいため注意が必要です。
4. 乾燥と紫外線
髪の乾燥もキューティクルを脆くする大きな要因です。水分が少なくなった髪は弾力を失い、摩擦やちょっとした刺激でも枝毛・切れ毛が起きやすくなります。宮城の冬は空気が乾燥しやすく、暖房の使用で室内の湿度も下がるため、意識的な保湿ケアが必要です。紫外線もキューティクルを傷めるため、外出時のUV対策も重要です。
5. 間違ったタオルドライ
シャンプー後にタオルでゴシゴシと髪を擦ると、濡れた状態のキューティクルに大きなダメージを与えます。これが毎日の習慣になっていると、確実に切れ毛・枝毛を増やす原因になります。
自宅でできる予防と改善策
適切な熱管理
ヘアアイロンやコテの温度は150〜160℃程度を目安にしましょう。スタイリング前には必ずヒートプロテクトスプレーを使い、熱から髪を守ります。同じ部分への重ね当ては2回以内を意識し、できれば週に数回のオフデーを設けることも有効です。
洗い流さないトリートメントの活用
シャンプー後のタオルドライが終わったら、すぐに洗い流さないトリートメントをつけましょう。オイルタイプは毛先のコーティングとして、クリームタイプは乾燥した毛先の集中ケアとして活用できます。両方を使うのも効果的で、クリームを先につけてからオイルで蓋をするダブル使いがプロの現場でもよく行われます。
正しいブラッシング習慣
乾いた状態でブラッシングするときは、毛先から少しずつほぐしていくのが基本です。いきなり根元からブラシを通すのではなく、毛先の絡まりを解いてから徐々に上に向かってとかします。毛の流れに沿ってゆっくりと、力を入れすぎないことが大切です。
濡れた髪は特に扱いに注意が必要です。ブラシよりもコームを使い、やはり毛先から丁寧にほぐしましょう。
トリミング(定期的な毛先のカット)
一度できた枝毛は元には戻りません。定期的にカットして枝毛を取り除き、健康な状態をキープすることが重要です。2〜3ヶ月に一度、毛先を1〜2cm整えるだけでも髪全体の見た目と手触りが大きく変わります。
枝毛をハサミで自分で処理する方もいらっしゃいますが、縦方向にカットしてしまうと余計に割れやすくなります。枝毛の少し上を横にカットするのが正しい方法です。ただし、自己処理は仕上がりが不揃いになりやすいため、定期的なサロンでのカットに合わせて行うのが理想的です。
サロンでできる枝毛・切れ毛対策
自宅ケアで予防しながら、サロンでのケアを組み合わせるとより効果的に改善できます。
トリートメント施術では、市販品では届かない髪の深部にまで栄養成分を補充できます。コルテックス(髪の内部)まで浸透するサロン専用のトリートメントは、弱ったキューティクルを補修し、枝毛・切れ毛が起きにくい状態に整えます。
髪質改善トリートメントは、ストレートパーマのような施術と高機能トリートメントを組み合わせた技術で、髪の内部から芯を作り直すようなアプローチです。ダメージ毛の方にも対応できる施術があるため、詳しくはスタッフにご相談ください。
コスタヘアーでは、お客様の髪の状態を丁寧に診断した上で、最適なトリートメントメニューをご提案しています。詳細はメニューをご確認ください。
まとめ
枝毛・切れ毛は「なってしまったら修復できない」ため、毎日の予防ケアが最大の対策です。ヘアアイロンの温度管理、正しいタオルドライ、洗い流さないトリートメントの活用、そして定期的なカット。これらを習慣化するだけで、枝毛・切れ毛のない健康的な髪を保てます。
コスタヘアー多賀城店・名取店では、髪のダメージや枝毛・切れ毛のお悩みに寄り添ったカウンセリングと施術を行っています。「最近、枝毛が増えた気がする」「切れ毛が気になる」という方は、ぜひスタッフにお気軽にご相談ください。初めてのご来店も大歓迎です。
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