
梅雨の季節になると「せっかく巻いたのにすぐ崩れる」「湿気で膨らんで手に負えない」という悩みを抱える方がぐっと増えます。その解決策として最も効果的なのが「まとめ髪アレンジ」です。うまくまとめることで、湿気の影響を最小限に抑えながら、清潔感のある印象をキープできます。
この記事では、梅雨に特化したまとめ髪アレンジを5つご紹介しながら、美容師目線でのセルフアレンジのコツをお伝えします。
梅雨にまとめ髪が最適な理由
髪が膨らんだり広がったりする原因のひとつは、髪の内部に水分が過剰に入り込み、キューティクルが乱れることです。ブローやアイロンでスタイルを作っても、外気の湿気を吸収するにつれて徐々に崩れていきます。
まとめ髪はこの問題を根本から回避できます。ピンや結び目で物理的に固定することで、湿気が入っても形が乱れにくく、1日を通して安定したスタイルをキープできるのが最大のメリットです。
梅雨におすすめのまとめ髪アレンジ5選

1. ローポニーテール
首の後ろの低い位置で束ねるシンプルなアレンジです。高さを低くすることで重心が下がり、安定感が増します。ゴムで結んだ後、一束を引き出してゴムに巻きつけるだけで一気に上品な仕上がりになります。
ポイント: 耳の後ろをすっきりさせるため、後れ毛はほとんど出さない。結ぶ前にヘアオイルを少量なじませると、まとまりが良くなります。
2. シニョン(お団子)
定番のお団子スタイルですが、梅雨には特に活躍します。バレッタやコームで固定すれば崩れにくく、全ての髪を束ねるため湿気の影響を受けにくいのが特徴です。
位置は後頭部の低めが今季トレンドです。毛束を少し崩してほぐすと、こなれた雰囲気が生まれます。ただし梅雨時期は「崩しすぎない」のがポイント——ほぐしすぎると湿気で広がりやすくなります。
ポイント: U字ピンを使って毛束をしっかり固定してから、表面だけをほんのりほぐすのがプロのコツ。
3. ハーフアップ
上半分を結んで下半分を下ろすハーフアップは、髪の長さが足りなくてお団子にできない方にもおすすめです。トップの広がりを抑えながら、ダウンスタイルの雰囲気も楽しめます。
梅雨には結ぶ位置を少し高め(耳の延長線上くらい)にすると、トップがすっきりして湿気で広がりにくくなります。
ポイント: ヘアゴムの上にリボンや細めのバレッタをプラスすると、シンプルでも印象的に。
4. 三つ編みシニョン
三つ編みをくるっとまとめてピンで固定するアレンジです。手順は少し多めですが、できあがりは非常に崩れにくく、出勤から夕方まで安定してキープできます。
三つ編みにすることで毛束が固まり、湿気が入りにくい状態を作れるため梅雨に向いています。普通のシニョンより少しボリュームが出るため、ヘルメット感になりにくいのも利点です。
ポイント: 三つ編みする前にワックスを少量手になじませて、アホ毛を抑えてから編む。
5. フレンチツイスト
縦に髪をまとめてピンで留めるフレンチツイストは、梅雨のオフィスシーンに特に向いているアレンジです。耳からフェイスラインがすっきり出るため清潔感があり、ビジネスの場でも好印象を与えます。
少し難しく見えますが、髪を縦に集めてねじり、ピンを斜めに刺していくだけで形になります。慣れると5分以内で完成します。
ポイント: 使うピンは多め(5〜7本)がしっかり固定できるコツ。
セルフアレンジが長持ちする美容師のコツ
結ぶ前の下地作りが最重要
まとめ髪を長持ちさせる最大のポイントは「結ぶ前の下地」にあります。以下のステップで準備しましょう。
- 軽めの[スタイリング剤](/column/perm-styling-agent-selection-guide)(クリームやバームなど)を手のひらで温めてから髪全体になじませる
- アホ毛が気になる方はマスカラタイプのまとめスティックを使う
- 崩れやすい場所(前髪まわり・耳まわり)に細かいピンをあらかじめ仕込んでおく
ヘアスプレーは仕上げ後に必ず
アレンジが完成したら、ヘアスプレーをかけて固定します。スプレーは30cm以上離して全体にかけると自然な仕上がりに。耳の後ろや生え際はとくにしっかりかけておくと崩れにくくなります。
寝癖・うねりの朝処理を忘れない
梅雨時期はくせが出やすいため、まとめる前に朝のブローが重要です。全部まとめるからといってブローを省くと、うねりが残ったままのシルエットになり、アレンジしても美しくまとまりません。根元だけ軽くドライヤーを当てておくだけでも差が出ます。
サロンで梅雨前にやっておくべきこと
自分でセルフアレンジをきれいに仕上げるためにも、梅雨前のサロンケアは重要です。
カット: 毛量調整やすきバサミでの軽量化は、まとめ髪のシルエットをきれいにするのに効果的です。ただし、すきすぎると梅雨時期にぽわぽわした質感になりやすいので、[担当スタイリスト](/column/change-hair-stylist-timing-manner-guide-2026-05-07)に梅雨対策を踏まえた毛量調整をお願いするのがおすすめです。
トリートメント: 特に酸熱トリートメントや水素トリートメントは、髪内部を補修してキューティクルを整えるため、湿気によるうねり・広がりを大幅に軽減できます。梅雨前に施術しておくと、アレンジがよりスムーズになります。
まとめ
梅雨のまとめ髪アレンジは、湿気対策の中で最もシンプルかつ効果的な方法です。スタイリング剤・ピン・ヘアスプレーの3点セットを活用し、下地をしっかり作ってから結ぶことで、朝から夜まで崩れにくいスタイルをキープできます。梅雨入り前にサロンでカットやトリートメントを整えておくと、セルフアレンジもより楽になります。多賀城・名取のコスタヘアーでも梅雨前のケアメニューを随時ご相談いただけます。
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