
「最近、ヘアゴムを外すと髪が一緒にたくさん抜ける」「ポニーテールの部分の髪が細くなってきた気がする」——そんなお悩みを持つ方は少なくありません。実は毎日のまとめ髪とヘアゴムの使い方が、知らず知らずのうちに髪に大きなダメージを与えているケースがあります。コスタヘアーのスタイリストが、ヘアゴムによるダメージのメカニズムと正しい対策を解説します。
ヘアゴムが髪を傷める3つのメカニズム
ヘアゴムが髪にダメージを与える原因は、大きく3つに分けられます。
1. 摩擦による切れ毛
ゴムの素材が粗いと、髪を結ぶたびに摩擦が生じ、髪の表面のキューティクルが削られていきます。特に細い髪や乾燥した髪は摩擦に弱く、断毛しやすい状態にあります。
2. 引っ張り続けることによる毛根への負担
強く引っ張った状態でゴムを結んだり、同じ場所にゴムをかけ続けたりすると、毛根にかかる牽引力が蓄積します。これが長期間続くと「牽引性脱毛症」と呼ばれる状態を引き起こすことがあります。特にきつめのポニーテールやシニョンを毎日繰り返している場合は、リスクが高まるため注意が必要です。
3. 外すときの強引な引き抜き
ゴムを外すとき、指でくるっとひとまとめに引き抜いてしまうことで、ゴムに絡まった髪が一緒に抜けてしまいます。これが最も即時的なダメージの原因です。
ヘアゴムの種類と選び方

ダメージを防ぐためには、ゴムの種類選びが非常に重要です。
シュシュ(くるみゴム)
布でゴムを包んだシュシュは、直接ゴムが髪に触れないため摩擦が少なく、ダメージが最も出にくいタイプです。ただし、固定力が低いため激しい運動時には不向きです。
スパイラルゴム(コイルゴム)
らせん状の構造が髪に食い込まず、着脱時の摩擦を大幅に軽減します。跡もつきにくく、1日使用した後のうねりが気になりにくいのが特徴です。
シリコンゴム(リングゴム)
細いシリコン素材のゴムは軽量で固定力が高い反面、素材が硬いため長時間使用すると引っ張り感が増します。外すときは特に注意しましょう。
避けたいゴム
金属部品付きのゴムや、露出したゴム素材がヨレているもの、細い裸ゴムは切れ毛の原因になりやすいため、できるだけ避けましょう。
ヘアゴムを使う際の正しい方法
結び方のポイント
- きつく結びすぎない:頭皮に引っ張り感や痛みを感じない程度の強さを意識する
- 毎日同じ位置に結ばない:高め・低め・横など位置を変えることで、特定部位への負担を分散する
- 濡れた髪に結ばない:濡れた状態は髪がもっとも傷みやすい状態。乾いてからまとめるのが基本
外し方のポイント
ゴムを外す際は、ハサミで切る専用カッター(リムーバー)を使うか、両手を使ってゴムを少しずつ緩めながら外す方法が、最もダメージを抑えられます。
指1本でくるっとまとめてひとまとめに引き抜く方法は、髪が引っ張られてダメージが大きくなりやすいので避けましょう。時間がかかっても丁寧に外す習慣をつけることが大切です。
まとめ髪の時間を調整する
1日中ポニーテールを続けるよりも、帰宅後や休憩時間に髪を解いてあげる時間を設けることが理想的です。髪を解いたら、軽くブラッシングして血行を促進しましょう。
食事・生活習慣から内側を強化する
ヘアゴムによる断毛・抜け毛のリスクを下げるには、外側のケアだけでなく髪の内側を強くすることも大切です。
髪の主成分はタンパク質(ケラチン)です。以下の栄養素を意識した食事が、強い髪を育てる基盤になります。
| 栄養素 | 多く含む食品 |
|---|---|
| タンパク質 | 肉・魚・卵・豆類 |
| 亜鉛 | 牡蠣・レバー・ナッツ類 |
| ビオチン(ビタミンH) | 卵黄・アーモンド・サーモン |
| 鉄分 | ほうれん草・赤身肉・小松菜 |
また、睡眠不足やストレスは毛母細胞の働きを低下させるため、生活リズムを整えることも髪の健康に直結します。
まとめ
ヘアゴムによる髪のダメージは、ゴムの種類・結び方・外し方を少し変えるだけで大幅に軽減できます。毎日のまとめ髪が髪の状態を左右することを意識して、ケアする習慣を取り入れてみてください。
コスタヘアーでは、切れ毛や抜け毛のお悩みに対して、頭皮状態の確認から適切なケアのご提案まで丁寧に対応しています。気になる症状がある方は、多賀城店・名取店どちらの店舗でもお気軽にご相談ください。メニュー・料金はこちらからご確認いただけます。
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