
「次回の来店でパーマもかけて、白髪染めも一緒にやりたいんですが…」——こういったご要望は美容室でもよく耳にします。お忙しい方にとって、一度の来店で複数の施術を済ませられるのは理想的ですが、白髪染めとパーマの組み合わせには知っておきたい注意点がいくつかあります。
この記事では、白髪染めとパーマを組み合わせる際の正しい知識を美容師の視点で解説します。なお、コスタヘアーでは縮毛矯正と白髪染めの組み合わせに対応しており、同様の考え方が参考になります(縮毛矯正についての詳細は後述)。
結論:白髪染めとパーマは同日施術可能だが条件がある
白髪染めとパーマを同じ日に施術することは、技術的には可能です。ただし、髪へのダメージが単体施術と比べて大幅に増えるため、以下の条件を満たす場合にのみ推奨されます。
- 髪のダメージ状態が比較的良好であること
- 施術の順番が正しく守られること(パーマ→白髪染め)
- 担当美容師が両施術の薬剤特性を把握していること
「とりあえず同日でお願い」と安易に施術すると、仕上がりが悪くなったり、切れ毛・断毛のリスクが高まります。
なぜ白髪染めとパーマの組み合わせはダメージが大きい?

パーマと白髪染めは、どちらもアルカリ剤を含む薬剤を使用します。アルカリは髪のキューティクルを開き、薬剤を内部に浸透させる役割を持ちますが、このキューティクルが開いた状態が続くほど、髪の内部の水分・タンパク質が失われやすくなります。
2つの施術を同日に行うと、アルカリ剤にさらされる時間・量が倍になります。特に白髪が多くなると白髪染めの薬剤も強くなりがちで、ダメージはさらに累積します。
通常のファッションカラー(おしゃれ染め)との違い
白髪染めは[ファッションカラー](/column/fashion-vivid-pastel-color-guide-2026-04-30)より染料濃度が高く、アルカリも強いカラー剤が多いです。そのため、おしゃれ染め×パーマと比べても、白髪染め×パーマのほうがダメージリスクは高いと考えてください。
正しい施術の順番:パーマが先、白髪染めは後
同日施術を行う場合、必ずパーマを先に行い、白髪染めを後にする順番が鉄則です。
なぜパーマが先なのか?
パーマの薬剤(1液・2液)は、カラーの色素に影響を与えることがあります。白髪染め後にパーマをかけると、カラーの色が抜けたり変色したりするリスクがあります。一方、パーマ後に白髪染めをすることで、カラーがパーマ剤に影響されることなく定着しやすくなります。
| 順番 | 影響 |
|---|---|
| パーマ → 白髪染め | 推奨。色の発色・定着が安定しやすい |
| 白髪染め → パーマ | 非推奨。色落ち・変色リスクが高い |
この順番の考え方は、縮毛矯正×白髪染めにも共通します。縮毛矯正の薬剤もアルカリを使用するため、同様に「縮毛矯正→白髪染め」の順が基本です。
間隔を空けるのが理想:1〜2週間が目安
最もダメージを抑えたい場合は、同日施術ではなく1〜2週間の間隔を空けて別日に施術する方法を美容師はよく提案します。
理由は以下の通りです。
- 髪の回復時間を確保できる:薬剤施術後、キューティクルが閉じて安定するまでに数日かかります。この期間が過ぎてからカラーを行うことで、ダメージを軽減できます。
- 施術の仕上がりを確認してからカラーできる:パーマや縮毛矯正のかかり具合を確認してから、最適なカラー剤を選べます。
- 色持ちが良くなる:髪が安定した状態でカラーをするほうが、色の浸透も均一になります。
「どうしても1回で済ませたい」場合は美容師と相談のうえ施術しますが、長期的に見れば別日のほうがメリットは大きいです。
白髪染め×薬剤施術時のダメージ対策
事前・施術中
- 傷んだ毛先はトリミング(カット)してから施術する
- カラー剤はなるべく刺激の少ない低アルカリのカラー剤を選ぶ
- 施術後は間に集中トリートメントを挟む(施術前処理・後処理ケア)
コスタヘアーの白髪染めでは、オーガニックエキス配合の低刺激カラー剤を使用しています。髪と頭皮へのダメージを抑えながら、しっかりと白髪をカバーします。詳しくはメニュー・料金はこちらをご確認ください。
施術後のホームケア
- 施術後24〜48時間はシャンプーを避ける:薬剤の定着とカラーの発色を安定させるため、当日のシャンプーは控えましょう。
- カラーシャンプー・カラートリートメントを使う:白髪染めの色を長持ちさせるため、グレイヘア向けのカラーシャンプーが有効です。
- 洗い流さないトリートメントを毎日使う:髪のキューティクルを保護し、水分蒸発を防ぎます。
- ドライヤー前のヒートプロテクタント:熱ダメージを軽減するスプレーをつけてから乾かしましょう。
こんな場合は同日施術を避けてください
以下の状態の方は、同日施術は特に慎重に判断する必要があります。
- ブリーチ経験のある髪:ブリーチダメージが残っている場合、薬剤施術は単体でも負担が大きいです。同日施術はリスクが高いため、必ず美容師に状態を確認してもらいましょう。
- 前回施術から時間が浅い(1ヶ月以内):直近でパーマや縮毛矯正をした髪はダメージが蓄積しています。
- 頭皮トラブルや皮膚炎がある:薬剤を多く使う施術は頭皮への刺激が強くなるため、症状が安定してから施術します。
コスタヘアーでの縮毛矯正×白髪染めのご相談について
[宮城県多賀城](/column/freelance-hairdresser-marketing-methods-2026-02-26)・名取のコスタヘアーでは、縮毛矯正と白髪染めの組み合わせについても丁寧にカウンセリングを行っています。「同日でできますか?」という質問には、髪の状態を見てから正直にお答えします。
無理に同日施術を勧めるのではなく、髪の状態とお客様の希望のバランスを見ながら、最善のプランをご提案します。「別日のほうが断然安全です」とお伝えすることも、コスタヘアーのカウンセリング方針のひとつです。
他のサロンでパーマをかけた後に白髪染めをご希望の方も、髪の状態を拝見してから最適なカラープランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
メニュー詳細はメニュー・料金はこちら、多賀城店・名取店の詳細は店舗案内はこちらをご覧ください。ご不明な点はよくある質問もあわせてご参照ください。 グレイカラーと白髪染めの違いについてはグレイカラーとは?白髪染めとの違いで解説しています。
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