
「コテやアイロンって女性が使うもの」と思っていませんか?近年、メンズのヘアセットにもコテ・ストレートアイロンを活用する方が増えています。ニュアンスのある毛先のカールや自然なウェーブ感は、[スタイリング剤](/column/perm-styling-agent-selection-guide)だけでは出しにくく、アイロンを使うことで格段に完成度が上がります。
多賀城・名取でカット&カラー専門美容室を営むコスタヘアーが、メンズのアイロン・コテの選び方から、基本的な使い方・熱ダメージを防ぐコツまでわかりやすく解説します。
コテとストレートアイロン、どちらを選ぶ?
メンズのスタイリングでよく使われるアイロンには大きく2種類あります。
ストレートアイロン(プレートアイロン)
二枚のプレートで髪を挟んで熱を加えるタイプです。ストレートに伸ばす使い方だけでなく、プレートを傾けながら巻くことでカールやウェーブも作れます。汎用性が高く、1本でさまざまなスタイルに対応できます。
向いているスタイル: 前髪の流し方の調整、毛先をわずかに内・外カールさせる、くせ毛を抑える
コテ(カールアイロン)
円形のロッドに髪を巻き付けて熱でカールを作るタイプです。ストレートアイロンよりも安定したカールが作りやすく、ウェーブやふんわり感を出したいときに向いています。
向いているスタイル: ウェーブパーマ風の質感、毛先にしっかりカールをつけたい場合、ナチュラルなニュアンスを出したい場合
太さ(径)の選び方

コテのロッド径はスタイルの仕上がりに直結します。
| 径 | 特徴 | 向いているスタイル |
|---|---|---|
| 19mm以下 | タイトなカール | ウェーブ感を強調したい、短め〜ミディアムの場合 |
| 26〜28mm | バランスの良い自然なカール | 最も汎用性が高い。メンズ向けに最適 |
| 32mm以上 | ゆるやかなウェーブ | 長めの髪でふんわりとした動きをつけたい場合 |
メンズでよく選ばれるのは26〜28mm。自然なニュアンスが出しやすく、ビジネスシーンでも違和感なく使えます。
適切な温度設定
熱ダメージを防ぐためにも、髪質に合った温度設定が重要です。
- 細い髪・ダメージを受けている髪: 130〜150℃
- 普通の太さの髪: 150〜170℃
- 太い・硬い髪・くせが強い髪: 170〜180℃
メンズの場合、髪が太くしっかりした方が多いですが、180℃以上は熱ダメージのリスクが高まるため避けるのが無難です。使用前には必ずヒートプロテクタント(熱保護スプレー)を使いましょう。
基本的な使い方:ストレートアイロン編
前髪を流す・整える
- 乾かした前髪を根元からブラシでとかしておく
- アイロンを前髪の中間から毛先に向けてスライドさせる
- 流したい方向に向かってアイロンを傾けながら動かす
- 高温になりすぎないよう、同じ箇所を繰り返しスライドしない(1〜2回で仕上げる)
毛先に外ハネをつける
- 毛先の5〜8cmをプレートで挟む
- アイロンを外側に向けてくるりと半回転させる
- ゆっくりと毛先に向けてスライドしながら外ハネを作る
- 手のひらでやさしく整えてスタイリング剤をなじませる
基本的な使い方:コテ編
ナチュラルなウェーブをつける
- 髪を数ブロックに分けてクリップで留める
- 毛束を根元から5〜7cm残し、残りをコテに巻き付ける
- 5〜8秒キープしたらゆっくり外す
- 冷めるまで触らず、冷めたら全体をほぐしてバランスを整える
パーマ風の質感を作る(ツイスト巻き)
毛束を軽くねじりながらコテに巻き付けることで、パーマのようなランダムなウェーブ感が出ます。整えすぎず、あえてアンバランスな巻き方にすることでこなれた印象になります。
熱ダメージを防ぐための必須ポイント
ヒートプロテクタントを必ず使う
アイロン前には必ずヒートプロテクタント(熱保護スプレーまたはミルク)を全体になじませます。熱ダメージを大幅に軽減し、カールの持続性も高まります。
完全に乾かしてから使う
髪が濡れた状態でアイロンを使うと、水分が一瞬で蒸発する際に髪内部にダメージを与えます。必ず完全に乾いた状態で使うことが鉄則です。
同じ箇所に繰り返し当てない
繰り返し熱を当てると急速に髪が乾燥し、キューティクルが傷みます。1回で仕上げるイメージで使い、うまくいかなくても一度冷ましてから再チャレンジしましょう。
スタイリング剤との組み合わせ
アイロンを使った後は、スタイリング剤で仕上げることでホールド力が増し、スタイルが長持ちします。
| スタイリング剤 | アイロン後の使い方 |
|---|---|
| ワックス | カールをほぐしながら全体になじませる。手ぐしで束感を出す |
| グリース | ツヤ感を出したい場合に毛先から全体へ均一になじませる |
| ヘアオイル | 仕上げに少量を手のひらでのばして表面に。ツヤとまとまりが出る |
| スプレー | ホールドしたい場合に全体に軽く吹きかけてキープ |
アイロンの手入れと保管
アイロンのプレートやロッドに古いスタイリング剤が残っていると熱の伝わり方が変わり、焦げつきや変色の原因になります。使用後は冷ましてから、やわらかい布で汚れを拭き取る習慣をつけましょう。
保管は付属のポーチや耐熱マットの上で完全に冷えてから。コードを無理に巻き付けると断線の原因になるので、ゆるくまとめて保管します。
コスタヘアーでのスタイリング相談
「コテを使ってみたいけど似合うスタイルがわからない」「自分でセットしやすいカットにしてほしい」という相談はコスタヘアーでも多くいただきます。カットの段階でセットしやすい長さと形に整えることで、毎朝のスタイリング時間を短縮できます。
多賀城店・名取店それぞれでスタイリングのカウンセリングを承っています。ご来店の際はぜひご相談ください。
コテ・アイロンは正しく使えばメンズのヘアスタイルを大きく引き上げる道具です。熱ダメージに気をつけながら、ぜひ日々のセットに取り入れてみてください。
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