
60代は、白髪・薄毛・[ボリューム低下](/column/postpartum-hair-thinning-salon-care-guide-2026-05-11)など、髪の変化が重なりやすい時期です。「どんな髪型が自分に似合うかわからない」「若い頃と同じようなスタイルが似合わなくなってきた」という声をよく耳にします。しかし、髪の変化を受け入れながら上手にスタイリングすることで、60代ならではの貫禄や洗練された印象——いわゆるイケオジルックを作ることは十分可能です。
この記事では、60代男性がやってはいけないNG髪型と、白髪・頭頂部薄毛をかっこよく活かすためのスタイル選びを美容師が解説します。多賀城・名取のコスタヘアーが、60代男性の[ヘアスタイル選](/column/kurogami-otona-hairstyle-guide-2026-06-10)びのポイントを詳しくご案内します。
60代男性がやってはいけないNG髪型5選
まず「やってはいけない」スタイルを押さえておくと、似合う髪型を絞り込みやすくなります。美容師が現場でよく見かけるNGパターンを5つ紹介します。
NG1:若い頃と全く同じスタイルを維持する
30〜40代に似合っていた長め・ウェーブ系・前髪重めのスタイルは、60代の髪質・毛量・顔の輪郭変化には対応できていないことが多いです。「昔から同じスタイル」という方ほど、現在の髪の状態に合わせたアップデートの余地が大きい傾向があります。
NG2:不自然な真っ黒染め
白髪を全部黒に染めると、肌のトーンとのギャップが大きくなり、かえって不自然で老けた印象を与えることがあります。60代以降は「全部黒」ではなく、自然な明るさのブラウンや暗めのアッシュグレーに抑えると肌なじみが良くなります。
NG3:薄毛を隠すためのバーコード(横流し)
頭頂部の薄い部分をサイドの髪を横に引っ張って隠す「バーコードヘア」は、見る角度によってかえって薄毛が目立つうえ、清潔感も損なわれやすいため逆効果です。後述のように、薄毛部分はカット技術でカバーするか、潔く短くまとめる方がずっとかっこよく見えます。
NG4:カットもカラーも何年も放置
「めんどうだから」と美容室に行かない期間が長くなると、毛先のパサつき・うねり・ボリューム低下が重なってどんどん老け込んで見えます。60代こそ定期的なカットとケアが、若々しさを維持するための最重要投資です。2ヶ月に1回を目安にメンテナンスを続けましょう。
NG5:整髪料のつけすぎ
ボリューム不足を補おうとして整髪料を塗り過ぎると、ベタついて不潔な印象になります。60代には「ソフトバーム」「ライトグリース」を少量(5円玉大)手に伸ばしてから馴染ませる程度が適切です。つける量を減らすだけで清潔感が大幅に改善するケースが多いです。
60代男性の髪に起こる変化を知る
まず、60代に起こりやすい髪の変化を整理しましょう。変化を正確に理解することが、最適なスタイル選びの出発点です。
- 白髪の増加 — 40代以降に始まった白髪が、60代では多くの方で全体に広がります。白髪は1本1本が太く硬い場合が多く、うねりが出やすいという特徴もあります
- ボリューム・毛量の低下 — 毛の太さが細くなり、全体的にペタンとしやすくなります。髪の本数自体が減っている場合も
- 頭皮の乾燥 — 皮脂分泌が減少し、頭皮や髪が乾燥しやすくなります。パサつきや広がりが目立つことも
- 生え際の後退 — AGAが進んでいる場合、M字や頭頂部の薄さが顕著になるケースがあります
60代男性におすすめのヘアスタイル

1. ショートナチュラルスタイル
最もシンプルで扱いやすいスタイルです。全体を短めに整えることで、白髪が均一に見えて清潔感が増します。ボリュームの問題も目立ちにくく、朝のスタイリング時間も短縮できます。
整髪料はバームやシアバターを少量使って自然なツヤを出すだけで十分です。整えすぎないナチュラルな仕上がりが、60代の自然体感と相性が良いです。
2. グレイヘアをいかしたスタイル
白髪を染めずにグレイヘア(塩胡椒・シルバー)を活かしたスタイルは、近年特に注目されています。白髪を「欠点」として隠すのではなく、「個性」として活かすアプローチは、60代男性に非常によく似合います。
グレイヘアを美しく見せるコツは、髪の質感を整えること。パサついたグレイヘアは老け見えしますが、トリートメントや整髪料でツヤを与えることで、清潔感のある印象に変わります。
3. オールバック / ジェントルマンスタイル
白髪が混じりつつも毛量がある程度残っている方に向いているスタイルです。整髪料でスッキリ後ろに流すオールバックは、60代の「大人の品格」を演出します。ビジネスシーンや冠婚葬祭などのフォーマルな場でも使いやすいスタイルです。
4. ソフトクロップ
髪全体を短めに整えながら、トップに少し動きをつけるスタイルです。白髪・薄毛・ボリューム低下のすべてに対応しやすく、スタイリングも非常に楽です。「短くしすぎたくない」という方は、サイドと後ろを短くして頭頂部に少し長さを残すとバランスが取れます。
60代男性の頭頂部薄毛×かっこいい髪型
「頭頂部が薄くなってきたが、どんなスタイルが似合うのか」は、60代男性の最も多い相談のひとつです。薄毛の程度に合わせたアプローチを整理します。
頭頂部が気になり始めた段階(初期〜中期)
全体のボリュームはまだある段階では、カットで上手に厚みをコントロールすることで目立ちにくくできます。
- トップを少し長めに残し、サイドをすっきり短くする「ソフトクロップ」や「テーパードスタイル」は頭頂部の薄さをカバーしやすい
- サイドのボリュームを減らすことで、頭頂部との差が目立ちにくくなる
- トップをドライヤーで根元から起こすように乾かすと、自然なボリュームが出やすい
頭頂部の薄さが目立つ段階(中期〜進行期)
頭頂部の薄さが明確になってきた場合は、短くまとめることが最もバランスの取れる選択です。
- 全体を短めに整えた「ショートナチュラル」は薄毛部分が均一に見えて清潔感が増す
- 頭頂部を1〜2cm程度残し、サイドをグラデーションでカットする「クロップスタイル」は欧米シニアの間でも定番のかっこいいスタイル
- ヘアバリカンで全体を短く揃える「バズカット」も、思い切りよく見えてイメージが一新する選択肢
スタイリングで薄毛をカバーするコツ
- ドライヤーは前方から風を当て、根元を起こすように乾かす
- 整髪料はマット系(光沢なし)のバームやクレイが薄毛カバーに向いている。ツヤ系は薄毛が目立つので避ける
- 「地肌が見えてしまう」という場合は、頭皮と同系色のパウダーを使うと視覚的に目立ちにくくなる
白髪を活かしたイケオジスタイル
「白髪がかっこいい大人の男性」——いわゆるイケオジは、白髪を欠点として隠すのではなく個性として活かすスタイルを実践しています。
イケオジに共通するポイント
- 定期的なカットで形を整えている — 放置した白髪は老け込みの最大要因。2ヶ月に1回のカットで清潔感を維持
- 髪のツヤを保っている — パサついた白髪は老け見えするが、適切なトリートメントと整髪料でツヤを出すと一気に印象が変わる
- グレイヘアに合った服装・色を意識している — 白髪・グレーヘアはモノトーン・ネイビー・グレーの服とよく合う
グレイヘアへの移行期を上手に乗り越える
白髪染めをやめてグレイヘアに移行する「グレイヘア移行期」は、中途半端な塩胡椒状態になるため、多くの方が「汚く見える」と悩みます。この時期を上手に乗り越えるには:
- カットを頻繁にして全体のシルエットを整える(形が崩れると移行期が余計に目立つ)
- ハイライトを細かく入れて「グレイが入っている感」を演出し、移行途中の中間色をなじませる
- 無理に染め続けず、美容師と「どのくらいでフルグレイになるか」のスケジュールを立てる
白髪を活かすグレイヘアは、適切にケアされれば60代男性の最大の武器になります。コスタヘアーでもグレイヘア移行のご相談を多くいただいています。
白髪の取り扱い:染める or 活かす
60代男性の悩みで最も多いのが「白髪をどうするか」です。大きく分けて2つのアプローチがあります。
白髪染め(グレイカラー)
根元から均一に染めるフルカラーと、白髪をぼかすハイライト系の方法があります。60代の方には「全部黒くする」のではなく、自然な明るさのブラウンや暗めのアッシュで染める方が若々しく見える傾向があります。
白髪染めは頻度が多くなりやすい(1.5〜2ヶ月に1回)ため、頭皮への負担が少ないオーガニック系カラー剤やジアミンフリーのカラーも選択肢に入ります。コスタヘアーでもお客様の頭皮状態に合わせたカラー提案を行っています。
グレイヘアを活かす
白髪を全部染めるのをやめて、自然なグレイヘアに移行する方も増えています。移行中の「塩胡椒」状態を上手に見せるには、カット技術が重要です。バランスのよいカットラインで全体を整えることで、移行期間でも清潔感が保てます。
スタイリングで若々しさをキープするコツ
60代男性のスタイリングのポイントは「ツヤ」です。ツヤのある髪は健康的で若々しい印象を与えます。
- ドライヤーで根元から乾かす — 根元をしっかり乾かすことでボリュームが出やすくなります
- バームやグリースで軽くツヤを出す — 整髪料を少量手のひらに伸ばしてから、全体に馴染ませます
- 整えすぎない — パッキリとした「いかにも整えた」スタイルより、少し動きのある自然体感の方が60代には似合います
よくある質問
Q. 60代男性に扱いやすい髪型はどれですか? A. ショートナチュラルスタイルが最もシンプルで扱いやすく、全体を短めに整えることで白髪が均一に見えて清潔感が増します。ボリュームの問題も目立ちにくく、朝のスタイリング時間も短縮できます。
Q. 白髪は染めるのと活かすの、どちらがよいですか? A. どちらも選択肢です。染める場合は全部黒くするより自然な明るさのブラウンや暗めのアッシュが若々しく見えます。グレイヘアを活かす場合は、塩胡椒状態を美しく見せるバランスのよいカットが重要になります。ライフスタイルや好みに合わせてカウンセリングでご相談ください。
Q. 白髪染めの頻度はどのくらいですか? A. 60代男性の白髪染めは1.5〜2ヶ月に1回が目安になりやすいです。頻度が多くなりやすいため、頭皮への負担が少ないオーガニック系カラー剤やジアミンフリーのカラーも選択肢に入ります。
Q. 60代の髪を若々しく見せるスタイリングのコツは? A. ポイントは「ツヤ」です。ドライヤーで根元から乾かしてボリュームを出し、バームやグリースを少量使って軽くツヤを出します。整えすぎず、少し動きのある自然体感に仕上げると60代に似合います。
コスタヘアーでのご相談について
「自分に合ったスタイルがわからない」「白髪染めを卒業してグレイヘアに移行したい」「薄毛が気になるが、どんなカットが良いか」——こうした悩みにも、コスタヘアーのスタイリストが丁寧にお答えします。
60代のお客様からのご相談も多く、年齢・髪質・ライフスタイルに合わせた最適な提案を心がけています。多賀城・名取でのご来店をお待ちしております。
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