
「担当を変えたい」は、実はよくある悩みです
美容室を利用していると、「いつもの担当の人に申し訳ないけれど、そろそろ別のスタイリストにお願いしてみたい」という状況が生まれることがあります。
担当を変えたくなる理由は様々です。仕上がりが理想と違う、担当者の技術が合わない、単純に気分転換したい、新しいスタイリストを試してみたい——どれも自然な気持ちであり、遠慮する必要はありません。
しかし、いつもお世話になっている担当スタイリストへの遠慮や気まずさから、なかなか踏み出せない方も多いものです。また「どう伝えれば良いの?」「失礼にならないかな?」と悩む方も少なくありません。
この記事では、担当スタイリストを変えることを考えている方のために、美容師の視点から本音で正しいマナーと伝え方を解説します。
担当を変えることは失礼ではない

まず最初にお伝えしたいのは、担当を変えることは決して失礼なことではないということです。
美容室は、お客様が理想の[ヘアスタイル](/column/no-bangs-hairstyle-selection-guide-2026-05-02)や心地よい体験を得るための場所です。お客様には、自分のニーズや好みに合ったスタイリストを選ぶ権利があります。
美容師の立場から正直に言うと、「お客様に自分の技術や接客が合わなかった場合、担当を変えていただく方がお互いにとって良い」と思っています。同じ美容室に来てくださり続けることが大切であり、担当が誰かは美容室全体にとっての問題ではありません。
ただし、変える際のマナーとして、サロンの指名システムや予約の仕方を正しく利用することが大切です。
担当を変えたくなる主なケースと対処法
ケース1:仕上がりが理想と違う
最も多い理由の一つです。「伝えたつもりが伝わらなかった」「思っていた仕上がりと違った」という経験から、担当を変えたいと感じることがあります。
まず試すべきこと: 実は、同じ担当でも「より具体的に伝え方を変える」ことで解決することもあります。写真を持参する、「前回はここが気になりました」と具体的にフィードバックするなど、コミュニケーション方法を変えると改善されるケースも多いです。
それでも変えたい場合: 数回試みて改善が見られない場合は、遠慮なく別のスタイリストに変えることを検討しましょう。お互いにとって、合う合わないは存在します。
ケース2:担当者が退職・異動した
担当スタイリストが退職したり、別の店舗に移動した場合は、自然に担当を変えるタイミングです。サロンのスタッフに「以前担当してくれていた○○さんが辞められたので、新しい担当を探したいです」と伝えると、スムーズに案内してもらえます。
ケース3:気分転換・新しいスタイルを試したい
「ずっと同じスタイリストにお願いしているけれど、他の人の技術も試してみたい」という理由も正当です。特定のメニューが得意なスタイリストに頼みたい場合や、新人スタイリストを応援したいという場合なども含まれます。
ケース4:担当との相性(人間的な部分)
話が合わない、会話の雰囲気が苦手、施術中が気まずいなど、人間的な相性による場合もあります。美容室は施術中に長時間一緒にいるため、居心地の良さも重要です。遠慮なく変えて問題ありません。
担当を変えるときの正しい伝え方
新規予約時の変え方(最もスムーズ)
もし担当を変えることを明確に決めている場合、次回の予約時に別のスタイリストを指名するのが最もスムーズです。
電話・ネット予約での伝え方:
- 「今回から○○さん(スタイリスト名)でお願いしたいです」
- 「どなたが空いていますか?」(特定の人にこだわりがない場合)
- 「フリーで(指名なしで)お願いしたいです」
特に電話予約の場合、「フリー(指名なし)でお願いします」と言えば、スムーズに対応してもらえます。担当への連絡など、美容室内の調整はサロン側で行ってくれます。
来店中に担当を変えたい場合
次回から変えたい場合と違い、今後の方針をサロン側に伝えることで対応してもらえます。来店の際に受付や担当以外のスタッフに伝える方法もありますが、担当に直接伝えなくても問題ありません。
担当に直接伝える場合(正直な伝え方):
- 「いろいろなスタイリストさんの技術を試してみたいので、次回は別の方にお願いしようと思っています。今までありがとうございました」
- 「担当を変えようと思っています。特に何かというわけではなく、変えてみたかっただけです」
直接言いにくい場合: 受付や別のスタッフに「次回から別のスタイリストに変えたいです」と伝えてもかまいません。美容室のスタッフは「担当変え」の申し出に慣れており、スムーズに対応してくれます。
担当を変えることが「申し訳ない」と感じる方へ
担当を変えることへの気まずさを感じる方も多いですが、以下の点を知っておくと少し楽になるかもしれません。
美容師も理解している:担当スタイリストは、お客様が担当を変えることがあることを職業上理解しています。傷つくことも多少はありますが、「それが仕事」として受け止めている美容師がほとんどです。
美容室自体への通い続けは歓迎される:たとえ担当が変わっても、同じ美容室に通い続けてくれることは、美容室全体としては歓迎されます。指名変更より、他の美容室へ移ってしまう方が影響は大きいのです。
感謝の一言を添えるだけで十分:「ありがとうございました」「いつもよくしていただきました」の一言を添えるだけで、気まずさを最小限に抑えられます。
新しい担当スタイリストの選び方
担当を変えると決めたら、次は誰にお願いするか考えましょう。
美容室のホームページ・SNSで確認する
多くの美容室では、スタイリストのプロフィールや施術事例をホームページやSNSに掲載しています。得意なスタイルや施術内容を事前に確認することで、自分に合いそうなスタイリストを見つけやすくなります。
「この施術が得意なスタイリストを紹介してほしい」と相談する
電話やネット予約時に「カラーが得意なスタイリストを希望します」「くせ毛の扱いが得意な方にお願いしたいです」など、希望の施術内容を伝えて紹介してもらうのも一つの方法です。美容室のスタッフが得意分野に合ったスタイリストを案内してくれます。
初めてのスタイリストには詳しくカウンセリングで伝える
新しいスタイリストに初めてお願いする際は、「初めて担当してもらいます」と伝えた上で、これまでのヘアスタイルの歴史(カラーの履歴、パーマの有無など)と希望を詳しく話しましょう。過去の担当者に毎回伝えていた内容も、初回はゼロから共有する必要があります。
まとめ
担当スタイリストを変えることは、決して失礼なことではありません。お客様がより良いヘアスタイルや快適な体験を求めることは自然なことであり、美容師もそれを理解しています。
「次回は違う人にお願いしよう」と思ったら、予約時にシンプルに別のスタイリストを指名するか、フリーで予約するだけで十分です。難しく考えず、気持ちよく新しいスタイリストとの出会いを楽しんでください。
コスタヘアーでは、担当の変更も含め、お客様のご要望に柔軟に対応しています。「担当を変えてみたい」「どんなスタイリストがいるか知りたい」など、お気軽にご相談ください。
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