ヘアカラー後こそ、ホームケアが鍵になる
美容室でお気に入りの色に仕上げてもらったのに、1〜2週間後には色がくすんでしまった——そんな経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。ヘアカラーの色持ちは、サロンでの施術のクオリティだけでなく、その後のホームケアが大きく影響します。
実は、カラー後の髪はとても繊細な状態にあります。カラー剤がキューティクルを開いて内部の色素を定着させる仕組み上、施術直後の髪は外部からのダメージを受けやすく、ケアを怠るとせっかくの発色がどんどん褪せてしまいます。
宮城県多賀城・名取のコスタヘアーでは、施術後のホームケアについても丁寧にご説明しています。今回は美容師の視点から、ヘアカラー後に実践したい具体的なホームケア方法をまとめました。
カラーシャンプーとトリートメントの選び方
ヘアカラー後のホームケアで最も重要なアイテムが、シャンプーとトリートメントです。一般的な市販シャンプーには洗浄力の強い成分が含まれていることが多く、毎日使うことでカラー色素が少しずつ流れ出てしまいます。
カラー専用(カラーケア)シャンプーは、洗浄成分がマイルドに設計されており、色素の流出を抑えながら髪を洗うことができます。カラーの色みに合わせた「カラーシャンプー(カラーシャン)」もおすすめです。例えばアッシュ・グレー系にはムラシャン(紫シャンプー)、ピンク系にはピンクシャンプーを使うことで、退色を防ぎながら色みを補正する効果も期待できます。
トリートメントは「内部補修型」を選ぶのがポイントです。カラー後のダメージを受けた髪内部のタンパク質を補い、キューティクルを整えることで、色素を髪の中に閉じ込める力が高まります。コーティング型(表面をコーティングするだけのもの)より、CMC(細胞間脂質)やケラチンを補給するタイプが長く色持ちに貢献します。
正しい洗い方で色落ちを最小限に
シャンプーの種類を変えるだけでなく、「洗い方そのもの」を見直すことも大切です。次のポイントを意識するだけで、色の持ちが変わってきます。
カラー直後48時間はシャンプーを控えるのが理想です。カラー直後は色素がまだ完全に定着しておらず、シャンプーによって流れ出やすい状態です。可能であれば、施術日の翌日まで洗髪を避けると色持ちが良くなります。
お湯の温度は38〜40℃のぬるま湯で洗いましょう。熱いお湯はキューティクルを大きく開かせ、色素が抜けるリスクを高めます。少しぬるいと感じる温度が適切です。
すすぎはしっかり、ただし長時間はNG。シャンプーのすすぎが不十分だと頭皮トラブルの原因になりますが、長時間お湯にさらすのも色落ちを促進します。髪全体に均一にお湯が行き渡るよう、丁寧かつスピーディーにすすぎましょう。
また、シャンプー前にぬるま湯で予洗いをするだけでも汚れの7〜8割が落ちると言われています。予洗いをしっかり行えば、シャンプー剤の使用量を減らせるため、色素への影響も少なくなります。
乾かし方でキューティクルを守る
シャンプー後の乾かし方も、ヘアカラーの色持ちに深く関係しています。濡れた状態の髪はキューティクルが開いており、放置すると色素が抜けやすくなります。「自然乾燥のほうが髪に優しそう」というイメージがある方もいますが、実は逆効果です。
洗髪後はまずタオルで優しく水分を吸い取ることが大切です。ゴシゴシこするとキューティクルが傷つくため、タオルを髪に押し当てるようにして水気を取ってください。
ドライヤーを使う際は、髪から15〜20cm程度離すことを意識しましょう。ドライヤーを近づけすぎると熱ダメージでキューティクルが損傷し、色素が抜けやすくなります。温風で8〜9割程度乾かしたあと、最後に冷風で仕上げると、キューティクルが閉じて色素を閉じ込める効果があります。
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)を、タオルドライ後の半乾き状態で使うのもおすすめです。保護膜を作ることでドライヤーの熱から髪を守り、同時に潤いをキープして発色の美しさを保ちます。
紫外線・摩擦・熱から髪を守る日常習慣
ホームケアはシャンプーや乾かし方だけではありません。日常生活の中の細かな習慣が、色落ちのスピードを大きく左右します。
紫外線対策は、夏だけでなく一年を通じて意識したいポイントです。紫外線はカラー色素を分解し、褪色を加速させます。UVカットスプレーを髪にも使ったり、帽子や日傘で直射日光から守ったりするだけで効果があります。
ヘアアイロンやコテの使いすぎも注意が必要です。180℃以上の高温スタイリングは、キューティクルのダメージとカラーの退色を同時に引き起こします。使用頻度を抑えるか、使用前にヒートプロテクタント(熱から髪を守るスプレーなど)を取り入れましょう。
寝るときの摩擦も意外な色落ちの原因です。綿素材の枕カバーは摩擦が強く、髪のダメージにつながります。シルクやサテン素材の枕カバーに変えるか、就寝前に髪をゆるく束ねてから寝るだけでも髪への負担が軽減されます。
カラーの種類別・ホームケアのポイント
ひとくちにヘアカラーといっても種類によってケアのポイントが異なります。
**ファッションカラー(おしゃれ染め)**の場合は、アミノ酸系シャンプーへの切り替えが基本です。特にアッシュやベージュなどのトレンドカラーは退色が早いため、カラーシャンプーで色みを補いながらケアするのが効果的です。
ブリーチを使ったハイトーンカラーは最も色落ちが早く、場合によっては2〜3週間で明らかな退色が見られます。ムラシャンやカラーシャンプーの使用頻度を上げるとともに、髪内部の補修ケアを週1〜2回行うことで色持ちをサポートできます。
白髪染めは全体的に色持ちが良い傾向にありますが、根元の白髪が伸びてきやすいため、3〜4週間ごとのリタッチが必要です。低刺激シャンプーと定期的なトリートメントで頭皮と髪の健康を保ちながらケアしましょう。
ヘアマニキュアやカラートリートメントは髪の表面に色を乗せるタイプのため、シャンプーのたびに少しずつ落ちます。使用しているカラートリートメントを週1〜2回シャンプー代わりに使うことで、自然に色みを補いながらケアする方法もおすすめです。
コスタヘアーで、長持ちするカラーを楽しもう
どんなに丁寧なホームケアをしていても、サロンでの施術の質が基盤となることは変わりません。コスタヘアーでは、カラー後の色持ちを高めるためにカラー剤の選定・施術工程・アフターケア処理にこだわっています。施術後には残留アルカリの除去とpH調整を標準で行い、色落ちを最小限に抑えています。
また、ご来店時にはお客様一人ひとりの髪質・ダメージ状態・ライフスタイルをヒアリングし、ご自宅でのホームケアに合ったアドバイスもさせていただいています。「どのシャンプーが合うかわからない」「色がすぐ落ちてしまう」といったお悩みも、ぜひ気軽にスタイリストにご相談ください。
宮城県多賀城店・名取店、どちらも経験豊富なスタイリストが在籍しています。メニューや料金はメニューページ、店舗の詳細は店舗情報ページからご確認いただけます。ご予約はホットペッパービューティーから24時間受け付けていますので、ぜひお気軽にどうぞ。
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